羽田圭介氏、オンライン・ディスカッション番組のMCに 第1回目のテーマは「これからの住処」
東京のカルチャーメディア「Harumari TOKYO」を運営する株式会社ハルマリは、番組MCに小説家の羽田圭介氏を迎え、カルチャー・ムーブメントを通したオンライン・ディスカッション番組「スーパーフラットトーク」を毎月1回、YouTubeでのライブ配信をスタートする。第1回目は6日午後8時から開始。全6回を予定している。
オンライン演劇「スーパーフラットライフ」の延長線上で生まれた企画
東京のカルチャーメディア「Harumari TOKYO」を運営する株式会社ハルマリは、番組MCに小説家の羽田圭介氏を迎え、カルチャー・ムーブメントを通したオンライン・ディスカッション番組「スーパーフラットトーク」を毎月1回、YouTubeでのライブ配信をスタートする。第1回目は6日午後8時から開始。全6回を予定している。
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今回、スタートする新番組「スーパーフラットトーク」は、4月に行われたオンライン演劇「スーパーフラットライフ」の延長線上で生まれた企画。LGBTQ+に対する社会問題を説いた同作では、誰にでも共通する「結婚」というテーマを軸にすることで“自分ごと化”するための入り口を広げた。
「結婚」以外にも、現代を生き抜くために必要な知識や向き合うべきテーマについて考えようと、今回の新番組では、今までの生き方や幸せを別の角度で見直す「視座転換」をテーマに、これからの自分たちの人生にとってベストか、をみんなで考えるオンライン・ディスカッション番組となっている。
“スーパーフラット”という番組名の通り、一方通行の視点ではなく、既成概念にとらわれず物事をフラットな視点で見られるようにさまざまな視点を持つスペシャリストを招集。そこで繰り広げられるディスカッションの中から生き方の指針となる答えを見つけられることを目指す。
第1回目のテーマは「これからの住処」。これまでは当たり前のように東京で暮らすという選択があったが、新型コロナウイルス禍をきっかけに、都市で暮らすことの意味を突きつけられた。仕事場がオフィスからテレワークの自宅中心に移行し、地方に拠点を持つ「多拠点生活」「二拠点生活」など多様な選択肢が増えた。とはいえ、東京には仕事以外にも、友人がいて、コミュニティーがあり、自分のアイデンティティーの軸がある。その軸を大切にしながらも、どのような暮らしの選択肢があるのか。その道の有識者とともに、新しい“すみか”の選択肢を考えていく。
MCとして番組を盛り上げるのは、2年ぶりとなる小説「Phantom」(文藝春秋)を発売したばかりの羽田氏。「小説以外のことに関しては専門家でなく、面白い話ができるわけでもない自分の役割はなんだろうかと考え続けています。ひとつ思いついているのは、耳障りのいいことばかり並べて茶を濁す番組にはしないようにしよう、ということです」とのメッセージを寄せた。