小池都知事、安全安心な大会か問われ「維持、確保に務めている」 五輪の意義強調

東京都の小池百合子知事が30日、都庁で行われた定例会見に出席。新型コロナウイルスの感染が拡大するなかでの東京五輪について、「安全安心の確保に務めている」と強調した。

都庁で行われた定例記者会見に出席した小池百合子東京都知事【写真:ENCOUNT編集部】
都庁で行われた定例記者会見に出席した小池百合子東京都知事【写真:ENCOUNT編集部】

都内の新規感染者は連日過去最多を更新する状況が続いている

 東京都の小池百合子知事が30日、都庁で行われた定例会見に出席。新型コロナウイルスの感染が拡大するなかでの東京五輪について、「安全安心の確保に務めている」と強調した。

 都内の新規感染者数は27日が2848人、28日が3177人、29日が3865人と、連日過去最多を更新する状況が続いている。

 感染が拡大する中で「五輪は安全安心と言えるのか」との質問に、小池氏は「医療提供体制は非常に厳しい状況ではあるが、宿泊療養、自宅療養も含め維持できている」と発言。「都民の皆さまにはデルタ株が非常に感染力が強いことをご理解いただき、東京都としての安全安心を守っていきたい」と話した。「安全安心を維持できているということか」とさらに質問が飛ぶと、小池氏は「その確保に務めているところであります」と答えた。

 五輪でメダルラッシュが続く日本勢については「まさに快挙! アスリートの方々に本当に拍手を送りたい」とし、「このところ視聴率20%を稼げるコンテンツはなかなかないと思う。それによってステイホームにつながっているはず。五輪はステイホームに一役買っているし、それが選手の声援にもつながっている」と、コロナ禍での五輪の意義を強調した。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください