ディーン・フジオカ主演&企画の映画が完成 ヒロインは蒔田彩珠、メガホンは松永大司監督

俳優のディーン・フジオカが企画・プロデュースを手掛け、主演を担う映画「Pure Japanese」(ピュアジャパニーズ)が完成し、2022年1月28日に公開されることが決まった。

出演するディーン・フジオカと蒔田彩珠【写真:(C)2021「PURE JAPANESE」製作委員会】
出演するディーン・フジオカと蒔田彩珠【写真:(C)2021「PURE JAPANESE」製作委員会】

タイトルは「Pure Japanese」 2022年1月に公開へ

 俳優のディーン・フジオカが企画・プロデュースを手掛け、主演を担う映画「Pure Japanese」(ピュアジャパニーズ)が完成し、2022年1月28日に公開されることが決まった。

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 本作は、「朝が来る」の演技で映画界が注目する若手女優・蒔田彩珠(まきた・あじゅ)をヒロインに、国内外で数々の映画賞を受賞した「トイレのピエタ」、「ハナレイ・ベイ」の松永大司監督によるタッグが実現。脚本は「合葬」の小林達夫による完全オリジナル作品だ。

 過去のトラウマを抱えながらアクション俳優として生きる主人公が、両親のいない孤独な女子高生を救う、王道クライム・サスペンス×ボーイミーツガールとして描きつつ、一皮めくると別の一面が見えてくる――。どちらの主人公が本当なのか? 主人公の持つ二面性を描くバイオレンス・アクション・ムービーに仕上がった。

 アクション俳優として働く立石(ディーン)は、社交性がなく、一方で日本の文化に傾倒している変わった男で、周囲からは距離を置かれていた。そんな立石が、祖父と暮らしている土地が中国人ブローカーと地元のヤクザに狙われ、執拗(しつよう)な嫌がらせを受けていた女子高生のアユミ(蒔田)を、偶然に助けることになる。立石になつくアユミを守るための相手への攻撃を肯定されたことで、過去の撮影現場での事故によるトラウマでバイオレンスに対するリミットをかけていた立石の目に、次第に狂気が宿っていく。

 ディーンは「数え切れないほどの打ち合わせを重ね、脚本を推敲(すいこう)し、松永監督との運命的な出会いに導かれ、コロナ禍中でありながらスタッフキャスト関係者のおかげで無事完成までたどり着くことができた本作品は、現代日本を舞台にしたアクション映画です。架空の歴史テーマパークとその周辺を取り巻く地域社会を舞台に、忍者/JK/ヤクザなど、アイコニックな日本的要素が詰まっています」とメッセージを寄せた。

 蒔田は「今回演じたアユミという役は今までに経験したことのない役で、ストーリーも全く知らない世界の話だったので、どんな撮影になるのか楽しみでした」と振り返り、「現場では、ベストのお芝居ができるまで何度も何度もテイクを重ねるので、一つ一つのシーンを大切に演じられました。ディーンさんとは、初めてご一緒させていただきましたが、アユミと同じ女子高生だった私もドキドキしてしまうほど魅力的な方で、自然とアユミの気持ちになることができました」とコメントした。

 松永監督は「企画、プロデュース、主演であるディーンさんとともに、僕らが住む今のこの日本を、忍者、女子高生、ヤクザなどの要素を用いて野心的に描いた作品です。自分にとっても大きなチャレンジであるこの作品が、観客の皆さんにどのように届くのか今から楽しみで仕方がないです」としている。

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