リアル禰豆子が今度は殺し屋に…舞台「鬼滅」で注目の18歳がマシンガンぶっ放す

リアル禰豆子で話題となった高石あかり【写真:ENCOUNT編集部】
リアル禰豆子で話題となった高石あかり【写真:ENCOUNT編集部】

8月7日には舞台「鬼滅の刃 其ノ弐 絆」が開幕「どちらも刺激的」

 エンドクレジットのトップで自分の名前を見た時はうれしかったという。「クレジットのバックには、役のちさとではなく、高石あかりの映像(撮影中のオフショット)が映っているのもうれしかったです。舞台では、名前が出ないで終わることもありますが、映画だと、こういうことがあるんだな。これが映画に出るということなんだな、と」。

 メガホンを取った阪元監督は大学時代から映画祭で賞を受賞し、今後もスラッシャーホラー「黄龍の村」(9月24日公開)が控える25歳の鬼才だ。「監督はモニターを見ながら、ずっと笑っているんです。『声入っちゃうよ』と思うくらい。だから、私たちも笑わせたい、頑張らなきゃと思いました。監督とは、『続編ができたら、こんなことをしたい』とか話しています」。

 女優としての憧れの存在は石原さとみだ。「スマホのトップ画面にさせていただいています。あの美貌にやられています。お芝居も、表情が画面いっぱいにあふれてキラキラしていますよね。私は未熟者で、たくさんの役をやってきたわけじゃないからこそ、いろんなものに触れてみて吸収したいなと思っています」。

 女優デビューから2年。舞台と映画をこなしている。本作公開に引き続き、8月7日からは東京・天王洲銀河劇場で「鬼滅の刃 其ノ弐 絆」が開幕する。「舞台と映像、俳優という職業は同じなんですけども、違うものと思っています。自分の中でも、頭の切り替えがあるんです。舞台は長く一緒にけいこして、正解を見つけ出すっていう作業なんですが、映像はカメラ前のテストで監督に演技を見て頂く時にはできていないといけないので、自分との戦い。プレッシャーと緊張感がある。どちらも刺激的」と意気込んだ。高石は映画と舞台で、2つの顔を見せてくれそうだ。

※禰豆子の「禰」は「ネ(しめすへん)」が正式表記となります。

□高石あかり2002年12月19日、宮崎県出身。16年にダンス&ボーカルグループ「α-X’s(アクロス)」のメンバーとしてデビュー。19年より女優活動を本格化。20年、舞台「鬼滅の刃」で注目を集めた。主な舞台は「地縛少年花子くん-The Musical-」「おそ松さんon STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME 3~」。映画は「ある用務員」ほか、AbemaTVで放送中の「箱庭のレミング-私刑倶楽部-」にも出演。舞台「鬼滅の刃 其ノ弐 絆」(8月7日~)の公演を控える。身長160センチ、特技は歌、ダンス。

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