今年の夏は一番アツくする― STU48岩田陽菜×瀧野由美子、夏の瀬戸内ツアーへの思い
有観客公演で改めて「ファンの方がいて私たちのステージが成り立つ」と実感
――今年は1月に初の武道館公演、3月には4周年コンサートもあり、大きな会場で有観客公演を行える状況が少しずつ戻りつつあります。山口での初日は、改めてファンの存在の大きさを感じたのでは?
岩田「声を出せない代わりにペンライトをたくさん振って下さったり、かわいいうちわや文字を書いたスケッチブックでアピールして下さったり、ファンの方と目と目が合ったりするのもすごくうれしかったです。皆さんはマスク越しでしたけど、笑顔で楽しんで下さっているのが伝わってきましたし、私も『来てくれてありがとう!』という愛を伝えることができました」
瀧野「まだ声援を送れない状況なのは、少し寂しさもあります。でも、大きな会場でペンライトや拍手をいただける景色を久々に目の当たりにして、感動しました。KDDI維新ホールは上層階まであるので、ステージから見える一面がペンライトでキラキラしていて、少しずつ日常が戻りつつあるのかなと感じましたし、改めてファンの方がいて私たちのステージが成り立つんだと思いました」
――今回のツアーでは、2期研究生も全員昇格を懸けて瀬戸内各地を回る予定になっています。1期生のお二人から彼女たちに送りたいメッセージはありますか?
岩田「私は、みんなで一生懸命頑張るということがすごく意味のあることだと思います。『昇格への道』へ向かって団結し合っている姿を見て、1期生・ドラフト3期生も全員応援しています。山口ではRISING HALLで公演をして、私たちが回った場所のステージに2期研究生たちも立ってくれたんだとうれしい気持ちになりました。今後のツアーでも、たくさんのファンの方に好きになってもらえたらいいなと思います」
瀧野「私たち1期生は昇格というものがなかったぶん、すべての大変さを分かってあげることはできないのかもしれません。でも、全員の昇格が懸かっているというのはこれまでのAKB48グループの中でもないことだし、このツアーをとおして、2期研究生たちの絆も深まっていくはずです。今まで公演・ツアーは1期生・ドラフト3期生と、2期研究生と分かれて回ることが多かったので、昇格してみんなで一緒にステージに立てる機会がどんどん増えていったらいいなと思います」
――最後に、香川、兵庫、広島と続くツアーへの意気込みをお願いします。
岩田「『今年の夏はSTU48が一番アツく盛り上がってるな」と感じてもらえるようなツアーにしていきたいと思います』
瀧野「こうして少しずつ有観客ライブができるようになってきたので、『やっぱりSTU48って最高だな、瀬戸内に行ってSTU48に会いたいな』と思ってもらえるようにみんなで頑張っていきます」
□瀧野由美子(たきの・ゆみこ)1997年9月24日生まれ、山口県出身。STU48 1期生。瀬戸内愛、STU48愛にあふれるグループの中心的人物。普段はおっとりした性格ながら、責任感が強く、年長組の1人としてメンバーを支える。9月22日に1st写真集の発売が決定。
□岩田陽菜(いわた・ひな)2003年2月21日生まれ、山口県出身。STU48 1期生。「毎日可愛い自分でいること」をマイルールに掲げる“ナチュラルボーン・アイドル”。何事にも一生懸命取り組み、キュートな笑顔と女子力全開のパフォーマンスでファンを魅了する。