瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループ「STU48」は、18日に山口県のKDDI維新ホールで1期生・ドラフト3期生による「瀬戸内サマーツアー2021～サングラスデイズ～」の初日公演を行った。本ツアーは2期研究生も全員昇格を懸けて瀬戸内各地を回り、9月12日のツアーファイナルで昇格結果発表と、メンバー全員出演による打ち上げ祭が予定されている。山口出身の岩田陽菜、瀧野由美子の2人にツアーの見どころや意気込みを聞いた。（取材・文＝小田智史）

――今回のツアータイトルには、STU48の6thシングル「独り言で語るくらいなら」に収録されているカップリング曲「サングラスデイズ」の名前も含まれています。ツアーの見どころを教えてください。

岩田陽菜（以下、岩田）「やっぱり夏のツアーなので、AKB48グループの楽曲を含めて夏曲がたくさん入っています。夏になったら自分が聞いていた曲ができてうれしいし、フレッシュで大人っぽい雰囲気の私たちを見てほしいです」

瀧野由美子（以下、瀧野）「久々に大きな会場で、有観客でツアーができるということもあって、フルサイズで歌唱するSTU48の曲が多くなっています。いつもだとワンハーフバージョンだったりするんですが、STU48の曲は2番も良い歌詞がたくさんあるので、そこにも注目していただきたいです」

岩田「いつも以上に、ファンの皆さんも盛り上がっているんじゃないかなと実感したよね！」

瀧野「アゲアゲというか（笑）、夏のツアーらしい、夏にしかできないセットリストを組んでいるから、瀬戸内の夏感を体感していただけたらうれしい！」

――ツアー初日は、お二人にとって地元である山口での開催になりました。

岩田「本来であれば『ありがとう！ STU48号ツアー』で山口にも行く予定でしたが、新型コロナウイルス禍の影響でなくなってしまい、寂しい思いがありました。今後、山口で公演をすることはできるのかな……、と不安もあるなかで、こうして地元で、たくさんの方々の前でパフォーマンスをお見せできてうれしかったです。KDDI維新ホールは新しくできたばかりの会場でしたし、維新公園とかよく行っていたので、親しみのある場所でできて良かったです」

瀧野「ツアー初日が山口というのは今までなかったので、初日の大役を任せてもらった気分でした。山口は本当にすてきな場所なので、ファンの方にも山口の良さを満喫していただけたんじゃないかと思います」