子役から大人の俳優へ“変身” 17歳の鈴木福、夢は仮面ライダー「準備はずっとしてきた」
高まるヒーロー熱「小さい頃から、戦いごっこしかしてこなかった」
この記念映画への出演を機に、ヒーロー熱がますます高まっている。「母と父がちょっとだけ気持ちが大きくなってくれたおかげで、自分のお金なら、プレミアムバンダイで注文していいと言ってくれたんです。最近、ゴーカイジャー10周年記念のレンジャーキーセットとモバイレーツ、仮面ライダーエデンのフィギュア、仮面ライダー電王のデンオウベルトMOVIE EDITIONを予約しました。ウイングフォームが一番好きなんで、これは買わなきゃいけないって。欲しくなるので、もう販売しないで」と笑う。
映画出演の夢がかなった今、次なる目標は、かねてから熱望していた仮面ライダー俳優になることだ。「小さい頃から、戦いごっこしかしてこなかった。ライダーキックは得意です。1人でも透明人間と戦ったり、仮面ライダーになる準備はずっとしてきました。その思いは知ってくださっているのですが、オファーしてくださいますかね? 多分、『ぜひオーディションに来てください』と言われるだけじゃないかな。どんな仮面ライダーにもなります。僕はバイクから入ったので、ベルトがかっこよくて、バイクに乗れれば、問題ないです」。
2つのヒーローシリーズの魅力については「ヒーローとは何かと聞かれたら、『この映画にこそ、答えがある』。僕の思いはこれによって、固まったから。将来は仮面ライダーになって、みんなに希望を与えられる俳優になりたいです」と語る。既に、子役から大人の俳優へ変身を遂げた鈴木福。仮面ライダーになる日はそう遠くないだろう。
□鈴木福(すずき・ふく)2004年6月17日生まれ。東京都出身。11年にドラマ「マルモのおきて」で双子の弟役で出演し、一躍人気に。ドラマ「妖怪人間ベム」(11年)で第15回日刊スポーツ・ドラマグランプリ「助演男優賞」、第8回 ドラマ・オブ・ザ・イヤー2011 新人男優賞などを受賞。主な出演作には「ゴールデンスランバー」「ちょんまげぷりん」「妖怪人間ベム」「コドモ警察」「ミックス。」「決算!忠臣蔵」など。