細田守監督の最新作「竜とそばかすの姫」（東宝）が19日発表の映画観客動員ランキング（興行通信社調べ）で、土日2日間で動員45万9000人、興収6億8000万円を記録し、初登場1位を飾った。

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　公開から3日間の累計では動員60万人、興収8億9000万円を突破しており、最終興収58.5億円を記録した「バケモノの子」を上回る大ヒットスタートとなっている。細田監督が「サマーウォーズ」でも描いたインターネット世界を舞台に、「時をかける少女」以来となる女子高校生をヒロインに迎え、大きな傷を抱え、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする姿を描く。

　前週、首位でスタートを切った「東京リベンジャーズ」（ワーナー）は土日2日間で動員26万7000人、興収3億6700万円を挙げ、2位にランクイン。累計では早くも動員110万人、興収15億円を突破している。

　3位には、土日2日間で動員7万5000人、興収1億1400万円をあげた『ゴジラVSコング』（東宝）がランクイン。累計では動員91万人、興収14億円を突破した。

　公開から19週目を迎え7月21日の終映が迫る「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」（東宝／東映／カラー）は6位にランクイン。累計では動員664万人、興収101.5億円を突破し、歴代興収ランキング35位となっている。

　他既存作品では、7位の「キャラクター」（東宝）が累計で興収13億円、8位の「るろうに剣心　最終章 The Beginning」（ワーナー）が興収22億円、9位の「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」（松竹）が興収12億円を突破した。