ザ・シンプソンズの新作はクロスオーバー2作 マーベル&スター・ウォーズとコラボ実現

ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社は、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で、ディズニープラスオリジナルシリーズ「ザ・シンプソンズ ロキとバートたちの大乱闘」、「マギー・シンプソンの『フォースの覚醒』」を、16日から配信する。

「ザ・シンプソンズ ロキとバートたちの大乱闘」
「ザ・シンプソンズ ロキとバートたちの大乱闘」

米国史上最も長く続くアニメーション「ザ・シンプソンズ」

 ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社は、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で、ディズニープラスオリジナルシリーズ「ザ・シンプソンズ ロキとバートたちの大乱闘」、「マギー・シンプソンの『フォースの覚醒』」を、16日から配信する。

 エミー賞、アニー賞など数々の栄誉を受賞し、ありとあらゆることをジョークにしてきた米国史上最も長く続くアニメーション「ザ・シンプソンズ」。スプリングフィールドに住むシンプソン家の父ホーマー、母マージ、長男バート、長女リサ、次女マギーが繰り広げる奇想天外な日常生活には誰もが笑ってしまう。

 過去にもマーベルやスター・ウォーズとのクロスオーバーエピソードを展開してきたシンプソンズが贈る新作だ。「ロキとバートたちの大乱闘」では、マーベルの憎めないヴィラン(悪役)“ロキ”とシンプソンズがスプリングフィールドで大乱闘を繰り広げる。

 現在ディズニープラスで配信中で、14日に最終話配信を迎え、クライマックスが話題のマーベル・スタジオ制作ドラマシリーズ「ロキ」主演のトム・ヒドルストンが、本作品中のロキの声を担当、日本語吹替版でもドラマ同様に平川大輔が続投する。

 物語はロキがアスガルドを追放されスプリングフィールドに送られるところからスタート。ロキはバートとタッグを組み、これまでロキが対峙(たいじ)してきた中でも最強? の敵となるスプリングフィールド最強のヒーローたちと対決することに。シンプソンズ史上最強のクロスオーバーになりそうだ。

 本作のプロデューサーであるアル・ジーンは、「今作のアイデアは、ロキとシンプソン家をどのように絡めるかということだった。それから、それがどんどん膨らんでいった。僕の大好きな部分は、4分の短編の中に、3つのポスト・クレジットシーンが出てくることだ。マーベル映画みたいにね(笑)。それは、ポスト・クレジットのコンテンツの新記録だと思う」と見どころを語ってくれた。さらに、「ピクサーや、ディズニーのクラシック映画や、ナショナルジオグラフィックとのクロスオーバーをぜひやりたい。これは、ザ・シンプソンズの最後のクロスオーバー作品というわけじゃない。シリーズになるはずなんだ。」と、今後への高いモチベーションを語った。

 併せて解禁されたキービジュアルも「アベンジャーズ/エンドゲーム」とそっくりな構図。マーベルヒーローに扮(ふん)したシンプソンズとスプリングフィールドの仲間たちが描かれ、マーベルファンにもたまらないビジュアルになっている。

 また、同時に配信される「マギー・シンプソンの『フォースの覚醒』」は、日本時間14日に第73回エミー賞「Outstanding Short Form Animated Program」にノミネートされた。本作は、シンプソン一家の次女であるマギーが主人公。本作はせりふがなく展開し、マギーが盗まれたおしゃぶりを探すため、はるかかなたの銀河を旅し、おなじみのキャラクターたちと出会いながら、ダークサイドと対峙(たいじ)していく――。併せて解禁されたキービジュアルは、おしゃぶりをライトセーバーのように振り上げながらBB-8と写るマギーの姿が…。

 シンプソンズとマーベル&スター・ウォーズとのクロスオーバーは、この夏に新しい笑いを届けてくれそうだ。

【写真:(C)2021 Marvel (C)2021 Twentieth Century Fox FilmCorporation.All rights reserved.】

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