今田美桜、自身登場前の朝ドラ「おかえりモネ」を見て感動「すごくよく泣いちゃいます」

女優・今田美桜が、19日の放送から出演するNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜、午前8時)の取材会に出席し、作品への思いや魅力を語った。

神野マリアンナ莉子役で出演する今田美桜【写真:(C)NHK】
神野マリアンナ莉子役で出演する今田美桜【写真:(C)NHK】

「おかえりモネ」の19日放送回から気象予報士役で出演

 女優・今田美桜が、19日の放送から出演するNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜、午前8時)の取材会に出席し、作品への思いや魅力を語った。

 今田は東京の気象予報士・神野マリアンナ莉子役で出演。ゆくゆくは報道キャスターになりたいという野望を持っている設定だ。今田は初の朝ドラ出演。「みんなが好きなドラマだと思っていたので、うれしかったです」と喜び、主人公・永浦百音(愛称モネ)を演じる清原果耶ら「みんなが温かくて楽しく撮影しています」と現場の雰囲気について紹介している。

 役について「野望のある女の子で、負けん気が強く、とてもやる気のある子。夢があるのはとてもかっこいい。愛嬌(あいきょう)もあるので、かわいらしくもあり、秘めている強いものもあります。ただ、なりたい自分がある中、うまくいかず、ニコニコはしているけど、葛藤も」と説明。役名には「インパクト強いなと思いました」と笑った。台本には、さまざまな場面で「ニコっと」などと書かれ、「笑顔を意識しています」と役へのこだわりを明かした。

 今田は同作品に東京編からの参加。テレビで同作品を見ていたとしたが、台本で先のストーリーも知っている。「成長したモネちゃんを先に知っているので、すごくよく泣いちゃいます。『ああ、こういうこともあったんだ』と。感情移入をしてしまって。結構、毎日泣けています。泣くシーンじゃないところでも」と語る。

 モネを演じる清原については「モネちゃんは、ぱっと見、控え目な感じですが、内にあるものとか、すごく強い。それを演じる果耶ちゃんはすごい。かっこいいなと思います」と称賛した。

 さらに同作品の魅力にも言及。「こんなに深かったんだと感動するのは天気のところ。気象がテーマですが、知らなかったことばっかり」。林業や漁業など天気が重要なカギとなる仕事があるとし、「全国の皆さんに届けないといけない。そういうことをあまり考えたことがなかった。天気予報は伝える時間が短いじゃないですか。いかに決められた時間内に収めるか。ある地域のことを伝えようとすると、他の地域のことが伝えられなかったり。いろんな葛藤があって天気予報を伝えているんだと、私も勉強になりました。そういう思いも届けばいい」と気象予報士の苦労にも思いを寄せた。

 最後は自身がこのドラマを見ると「天気も気になるし、自然も気になります。『山も海も空も全部つながっている』というせりふが大好き。すごく深呼吸をしたくなります」と笑顔。また、登場人物たちが「温かい方々ばかり。ほっとします」とPRした。

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