HiHi Jets・猪狩蒼弥、滝沢秀明氏からのアドバイス明かす「新しい“少年たち”を一緒に作っていこう」

ジャニーズJr.の「HiHi Jets」が「美 少年」と15日、都内で行われた、舞台「少年たち 君にこの歌を」の製作発表記者会見に出席し、意気込みを語った。

製作発表記者会見に出席した「HiHi Jets」【写真:ENCOUNT編集部】
製作発表記者会見に出席した「HiHi Jets」【写真:ENCOUNT編集部】

ジャニーズ伝統の舞台「少年たち」を継承する「HiHi Jets」が意気込みを語る

 ジャニーズJr.の「HiHi Jets」が「美 少年」と15日、都内で行われた、舞台「少年たち 君にこの歌を」の製作発表記者会見に出席し、意気込みを語った。

 舞台「少年たち」は、1969年の初演以来、上演のたびにアレンジを加えながら進化を遂げ、「少年たち」シリーズとして歴史をつなぎ、2019年には映画化もされた。今回、初めて新橋演舞場で上演されることになり、「HiHi Jets」と「美 少年」が主演を務める。

 冒頭のあいさつで高橋優斗は、「ジャニーズの伝統のあるこの『少年たち』という舞台に、僕たちHiHi Jetsと美 少年が出演させていただくことをとてもうれしく思います。ジャニーさんが愛したこの『少年たち』という舞台を、僕たちの解釈で新しい『少年たち』として皆さんにお届けできるように、精いっぱい頑張っていこうと思っています」と決意を語った。

 井上瑞稀は、「今、僕たちが持っている“少年性”というものを大切にしながら、丁寧に作り上げていけたら」と話し、橋本涼は「常にジャニーさんは隠れて僕たちを見守っていて、のちのちアドバイスもくれる。どんなときも見てると思うので、ジャニーさんが空にいると思うので頑張りたいと思います」と空を仰いだ。続いて、猪狩蒼弥は「責任感を持って全力で臨みたい」と気を引き締め、作間龍斗は「先輩たちから受け継いだバトンを、また次に渡していきたいです」と意気込みを語った。

 かつて、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow ManらがジャニーズJr.時代に出演していたことから、本作品は“若手の登竜門”的存在となっていいて、それぞれのグループがCDデビューを果たしている。先輩たちからバトンを受け継ぐことになり、出演が決まったときの心境を高橋は、「僕たちのお兄さんたちがやっている舞台というイメージがあったので、いよいよ僕たちがメインを張ってステージに立たせてもらえるのが、素直にうれしかったです」と笑顔を見せ、記者からCDデビューについて言及されると「目指しているところはデビューということは間違いないですし、そこに対して美 少年はライバル関係ですけど、お互いに努力して切磋琢磨しながら、『次は自分たちが行くぞ』という気持ちで、一個一個に対して貪欲に挑んで、ファンの皆さんにたくさん応援していただけるように、日々自分たちとの戦いに挑んでいきたい」と力を込めた。

 また、本作では、ジャニー喜多川さん(享年87才)がEternal Producerを務め、滝沢秀明氏が演出を手掛ける。滝沢氏から会見前に「何か質問あるか?」と言われたという猪狩は「メンタル的にアドバイスをくださいと言ったところ、『今まで先輩たちが築いてきたものはもちろんあるけれど、そうではなくて君たちの解釈で新しい“少年たち”を一緒に作っていこう』と仰っていただきました」と報告。そして、ジャニー喜多川さんとのエピソードについて高橋は「HiHi Jetsでジャニーさんに焼き肉おごってもらいました。『なんでもいいから食いなよ』って。めちゃめちゃ高い焼肉屋さんに行って、領収書見せたら怒られました。りんご1個が1万円だとすると10個ぐらいですかね」と明かすと、美 少年のメンバーは「おぉー」と驚いていた。

 公演は9月5日~27日まで上演される。

【あらすじ】
ここはとある少年刑務所。犯罪に手を染めた少年たちは、さまざまな事情を抱えて“赤”と“青”2つの房に収監されていた。少年たちは互いの房に住む相手をライバル視し、やり切れない想いに身を任せ、日々けんかに明け暮れる。ある日、心臓病を患う少年の弟が危篤であると連絡が入る。少年たちは看守に一時的外出許可を願い出るが、頑として受け入れられない。やり切れない想いは怒りに変わり乱闘が起こるが、そのとき少年が叫ぶのだ「脱獄しよう」と。

※高橋優斗の「高」ははしごだか

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