テレビアニメ「鬼滅の刃」の最新作となる「遊郭編」が、2021年にフジテレビ系列で全国ネット放送することが決まった。ファン待望の続編放送となる。9月に「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の初放送も決定した。

　原作単行本全23巻で累計発行部数が1億5000万部を突破した漫画「鬼滅の刃」（集英社ジャンプコミックス）を原作としたテレビアニメ「鬼滅の刃」。2019年4月から放送を開始し、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため、“鬼殺隊”へ入隊することから始まるストーリーは国内のみならず、全世界で大きな反響を呼んだ。

　炭治郎たちの新たなる任務が描かれた「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、20年10月16日に公開。日本の歴代映画興行収入1位となる「400億円」を超えるメガヒットを達成した。

　今年2月には炭治郎たちのその後を描く「遊郭編」のテレビアニメ化が発表され話題となったが、フジ系で放送されることになる。

　また、フジ系で「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」を、9月25日午後9時から土曜プレミアム枠で、“世界最速”で初放送することも決まった。地上波、衛星、配信を含めどこよりも早いオンエアだ。

　本作は、米国、台湾、香港、オーストラリア、中南米など6月21日の時点で65の国と地域で上映が行われ、海外地域での累計来場者数は約1417万人、総興行収入は約134億円を記録している。今回、全編完全ノーカットでの放送となる。

　さらに、「遊郭編」の第1弾キービジュアルも解禁。制作会社のufotableが描き下ろした新キービジュアルには炭治郎、禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助らに加え、「遊郭編」主要キャストとなる音柱・宇髄天元などが描かれた迫力あふれるビジュアルとなっている。