西野七瀬、お姫様抱っこで距離を縮めた役作り 映画「鳩の撃退法」完成披露イベント
女優の西野七瀬が12日、都内で行われた映画「鳩の撃退法」(8月27日全国公開)の完成披露イベント・舞台あいさつに登壇。主演の藤原竜也をはじめ、土屋太鳳、風間俊介、タカハタ秀太監督も出席した。
主人公行きつけのコーヒーショップ店員を演じる
女優の西野七瀬が12日、都内で行われた映画「鳩の撃退法」(8月27日全国公開)の完成披露イベント・舞台あいさつに登壇。主演の藤原竜也をはじめ、土屋太鳳、風間俊介、タカハタ秀太監督も出席した。
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原作は、直木賞作家・佐藤正午による同名小説。物語は天才作家・津田伸一(藤原)が富山の小さな街で経験した“ある出来事”から書いた小説を元に小説と現実、そして過去と現在が交錯しながら進む。
津田行きつけのコーヒーショップ店員・沼田を演じる西野は、「この映画の台本をいただいたときに、私は1回ではすっきり理解できなかったというか、すごい複雑で面白くて。試写で見たときに『あっ、なるほど』ってなることも多かったです。これから、皆さんが何も知らない状態からその体験ができるのが、うらやましいです」と笑顔で話した。
撮影を振り返り、「現場は緊張しました。沼田と津田のシーンで監督に距離感を詰めるように言われて『ハグすれば? お姫様抱っこしてみれば?』みたいな感じで無理やり物理的に距離を近づけて、緊張をほぐしてもらいました」と劇中では登場しなかった行動で役作りをしていたことを明かし、感想を「照れちゃいました。照れたけど確かに緊張していたのが、ゆるってなりました」と照れ笑いをした。
謎だらけの奇妙な出来事が一つ一つ絡み合うストーリーにちなみ、「身の回りに起きた奇妙な体験」を聞かれた西野は、「昔住んでいた家で、たまに窓を開けたまま寝ていたんですけど、窓を開けていたときにだけ、『ちーん』と一定間隔で音が聞こえてきたんですよ。あれはなんの音だったんだろう?」と首をかしげながら話すと、風間が「それは言いにくいけど、仏壇にある鈴とかの音?」と恐る恐る聞いた。すると西野は、「そうです。隣に家はないんですよ。いろいろあった部屋なんですよね。寮だったんですけど。ずっと走っている足音とか聞こえるんです」と、さらに恐怖体験を告白し、藤原も興味津々で西野の話を聞いていた。
(C)2021「鳩の撃退法」製作委員会 (C)佐藤正午/小学館