谷津嘉章氏「道場・檄」の同志ケンドー・ナガサキさんを追悼 米国時代の秘話公開
元プロレスラーで糖尿病で右足を切断した谷津嘉章氏が18日、都内で「谷津嘉章はやっぱり凄いヤツ」と題したトークショーを行った。
「谷津嘉章はやっぱり凄いヤツ」トークショー
元プロレスラーで糖尿病で右足を切断した谷津嘉章氏が18日、都内で「谷津嘉章はやっぱり凄いヤツ」と題したトークショーを行った。
冒頭では12日に死去したケンドー・ナガサキ(本名・桜田一男=享年71)さんを追悼。谷津氏は沈痛な表情で、故人に思いをはせた。
桜田さんとは米国で遠征したり、SWS時代には「道場・檄」で苦楽をともにした間柄だ。
「桜田さんが亡くなったのはびっくりした。桜田さんはSWSの頃から同じ『檄』で若松さんといたんですけど、その前にアメリカのテキサスで、ミッドサウスのほうで一緒にやった。あの時の彼女、タミーっていうんだけど、タミーとも自分、仲良くしてね。『オマエ、タミー食うなよ』って言うから、『なんですかそれ』って言ったら『お前、一番危ねえんだよ』って言われたことがあった」と思い出話を披露した。
「自分の先輩はキラー・カーン、小澤正志さんですけど、桜田さんも同じ相撲出身で、同じようなおいたちで、共通点があった。よくかわいがってもらって、びっくりしましたね」としみじみと語った。
トークでは、新日本プロレス時代にアントニオ猪木とタッグを組み、アブドーラ・ザ・ブッチャー、スタン・ハンセン組と激突した日本デビュー戦の秘話や、WJプロレス時代の長州力との裏話を披露し、会場を盛り上げた。
イベントを主催したチームフルスイングは、次回トークイベントを春に予定し、キャスティングを進めている。
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遺影を持って黙とう