浅野忠信、朝ドラのせりふに感動「台本を読みながら涙が止まらなかった」
俳優・浅野忠信が出演するNHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜、午前8時)についてのコメントを発表した。
NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」でヒロインの父の幼なじみを熱演
俳優・浅野忠信が出演するNHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜、午前8時)についてのコメントを発表した。
浅野は主人公・永浦百音(清原果耶)の父・耕治(内野聖陽)の幼なじみ・及川新次を演じている。新次は百音の幼なじみ・亮(永瀬廉)の父でもある。この日、放送された第39話では、長い間、抱えてきたどうにもならない苦しい心境を吐露する場面があった。
浅野は「台本を読みながら涙が止まらなかったです、本当に。せりふの練習をしなくちゃいけないのに、一つのシーンを読むだけで涙が止まらなくて、練習にならないんですね。『俺は絶対に立ち直らねえ』という新次のせりふは、丸め込まれていなくて、僕自身にも強く刺さりました。僕を信頼してあのせりふを言わせてくれた脚本家の安達さんやスタッフに感謝ですし、僕にとっても非常に大事なシーンです」と明かす。
また、息子役の永瀬とのシーンには「撮影では、廉くんといいコミュニケーションが取れていると思います。この第8週のシーンを撮影した後、僕の楽屋に来て、2人でそのシーンがどうだったかっていう話もしたりしているので、とてもいい親子関係を作れていると思います」。
耕治と新次の関係性にも言及。「ずっと一緒に育ってきた幼なじみで、強い絆があるとは信じています。新次は、誰が悪いわけでなく、地震というものによって大切なものを失いました。親友である耕治との関係も仲が良かったからこそ、お互い複雑な気持ちを持っていると思います。そういう意味では耕治に甘えている部分があって、強く当たってしまうんだと思います」と説明した。