花江夏樹、松本梨香ら“動物愛”を熱弁 森久保祥太郎「犬を飼ってる」初カミングアウト

アニメ映画「リクはよわくない」(荒川真嗣監督・10月公開予定)のアフレコ終了報告会が5日に都内で行われ、声優の森川智之、杉田智和、森久保祥太郎、花江夏樹、浅野真澄、松本梨香が登場した。

アニメ映画「リクはよわくない」アフレコ終了報告会に登場した(左から)浅野真澄、森久保祥太郎、松本梨香、森川智之、杉田智和、花江夏樹【写真:ENCOUNT編集部】
アニメ映画「リクはよわくない」アフレコ終了報告会に登場した(左から)浅野真澄、森久保祥太郎、松本梨香、森川智之、杉田智和、花江夏樹【写真:ENCOUNT編集部】

森川智之、杉田智和、森久保祥太郎、花江夏樹、浅野真澄、松本梨香が登場

 アニメ映画「リクはよわくない」(荒川真嗣監督・10月公開予定)のアフレコ終了報告会が5日に都内で行われ、声優の森川智之、杉田智和、森久保祥太郎、花江夏樹、浅野真澄、松本梨香が登場した。

 今作は俳優の坂上忍が愛犬リクとのかけがえのない日々を絵本として書き下ろし、野性爆弾のくっきー!が挿絵を描いた絵本が原作である。5歳の「ぼく」が5匹の犬の兄弟たちとの日々を通して命の大切さを学んでいく物語で、2020年4月に発売された。

 動物好きの声優が集結した同作。原作に共感したポイントについて聞かれた森川は「僕自身も犬を飼っていたんですよ。2001年11月11日生まれのワンワンワンというすごい誕生日の犬だったんだけど、8歳で亡くなってしまいまして、そのときに命の大切さではないですけど、今でもロスしている感じはありますけど、彼からもらった愛情とか思いは今でも大切に自分の中にあるので、それが坂上さんの作品と自分の中で重なって、命の大切さを多くのみなさんに伝わればいいなと思って参加しました」と語った。

 杉田は「自分以外の生き物で、人以外で接することによって、感じること学ぶことって多いと思うんですよ。自分が生まれる前から実家で飼っていた犬がいて、自分が年下だったので、まったく懐かなかったんです。犬って怖いというのが最初の印象でした。その犬が弱ってきたときに、初めてなでさせてくれました。認めてくれた瞬間があって、それが忘れられない思い出です。今回の作品もある程度内容や結末が予想できるんですよ。分かっていても共感せずにいられない素敵な作品に出演することができてよかったです」と喜んだ。

 森久保は「この8年くらいずっと内緒にしていたんですけど、いま犬を飼っているんですよ。初めてのカミングアウトです。8歳のヨークシャテリアです。犬って一緒にいると面白いじゃないですか。いろんなトピックをくれるんですよね。犬との生活って楽しいことがいっぱいあるんです。犬って本当に日常を豊かにしてくれるんですよ。坂上さんがテレビとかで犬との生活ぶりを見て僕も参考にさせてもらっていたんです。今回の映画に描かれているエピソードも含めて、すごく親近感を感じていたので、今回私を使ってくれたので、ぜひ参加さえてくださいという思いで参加させてもらいました」と明かした。

 花江は「僕はいま猫を2匹飼っています。ツイッターに画像を毎日のように上げています。それが本当にかわいいんですよ、猫ってふとした瞬間にかわいいとか一緒にいたいという行動だったり表情だったり、仕草をするんですよ、それを意図しているか分かりませんけど、それをこっちに向けてやってくれているじゃないかと思う瞬間が多いんですよ。そういう部分が動物と一緒に生活する良さであると思います。小さい頃から猫と一緒に暮らしていまして、猫がいなかった時期がないんですよ。この作品のオファーをいただいたときに、大事な家族を亡くしてしまうことを小学生のときに経験して、この作品を通して命の大切さなどをより多くの人に伝わるじゃないかと思って、出演できてうれしいです」とコメントした。

 浅野は「お話しをいただいたときに、坂上さんの絵本を読ませていただきました。その絵本を読んだときに、こだわりをすごく感じました。物と一緒に暮らしているとよく使う言葉でペットとかエサとか飼うとかすると思うんですよ。絵本の中では飼うじゃなくて一緒に暮らすとか、ペットに対してではなく家族である前提の言葉使いを書かれているのが印象的で、これを読んだ子どもたちもきっと家族や兄弟として、このワンちゃんたちに対してそういう気持ちが芽生えるだろうと思います。それが全ページで一貫していたので、坂上さんが常にワンちゃんと接しているだろういうこだわりを感じました。こんな素敵な作品に声をあてられて幸せでした」と話した。

 松本は「この本を読んだときに、とっても優しくて暖かくて、最後には涙が出てきました。身近にいる動物たちのことに対して愛が伝わりました。私は犬に助けられたことがたくさんあるので、恩返しのつもりで、この作品をやりたいと思いました。絵本の読み伝えをやっている自分がいる、絵本から映像にしているので見るとわかるんですけど、映像なのに絵本なんですよ。とてもオシャレですてきで、これからも絵本の読み伝えをやってみたい作品です」と力説した。

 最後に森久保は「言葉は直接通じませんけど、でも気持ちは通じるし、ワンんちゃんたちにもちゃんとみんなと一緒に同じように気持ちや感情や思いがあることをこの作品を観て感じてほしいと思います」とコメントした。花江は「ふとしたときに、なかなか構ってあげられないタイミングもありますけど、そういう時間ですらも一緒にいたいなと感じさせてくれるように感じれる作品なので、動物と一緒に暮らす素晴らしさをみなさんに受け取ってもらいたいです」とアピールした。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください