「1分1ラウンド」で最強の男を決める新しい総合格闘技大会「BreakingDown」（ブレイキングダウン）の第1回大会が4日にトライフォース赤坂にて行われ、RIZIN無敗の男・シバターがTKO勝ちを収めるなど、盛り上がりを見せた。また、2021年秋に第2回大会が開催されることも決定している。

　オープニングには、「BreakingDown」のアドバイザーを務める、朝倉未来、朝倉海、ゲスト解説の大沢ケンジが登場。第1回大会開催について聞かれた未来は、「素直に楽しみな気持ちです。いろいろな格闘家が出るので、どの格闘技が一番強いのか気になります。1分間にすべてをかけた男たちの戦いなので、視聴者の方も楽しんでほしいです。選手の方も1分間しかないということを分かったうえで試合してもらえたらと思います」と話した。また海も、「1分にかけて全力で殴り合う姿を楽しんでもらえたらと思います」とコメントした。

　空手、空道、柔道、日本拳法、相撲、システマなど、普段では戦うことがない武術を使う選手の対戦カードが全20試合行われ、1分間最強の男たちが決定。

　試合前から注目を集めていた第19試合のRIZIN無敗の男・シバターVSシステマ芸人・みなみかわのカードではシバターがギロチンチョークを決め、TKOで勝利を収めた。序盤のみなみかわのパンチ、蹴りといったラッシュをシバターはガードし続け、一瞬の隙をついてアームインギロチンチョークへ。残り16秒という場面でみなみかわをマットに沈めた。

　全試合終了後、未来は「激しい試合もあって、いろいろなドラマも見られて感動しました。第2回大会も決定しているので、今日、結果を出した選手たちも次回大会に出てほしいですし、我こそはと思う方、応募してもらえればと思います」とコメント。海は「最初から最後まで興奮が止まらなくて、疲れちゃいました。今日見ていて、気持ちが強い人が勝っている印象があったので、絶対俺なら負けないという方にでてもらいたいです。」と次回大会の挑戦者に向けてメッセージを送った。