浅野忠信&永瀬廉が朝ドラで演じる父子愛 NHK「とても大事に演じて下さった」
NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜、午前8時)の第8週(5日から)の見どころを探ってみた。
NHKの朝ドラ「おかえりモネ」の第8週の見どころを探る
NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜、午前8時)の第8週(5日から)の見どころを探ってみた。
NHKによると、2015年末、主人公・永浦百音(清原果耶)は気象予報士試験に2度失敗し、3度目の試験の準備をしつつ故郷へ帰省する。実家では、及川亮(永瀬廉)の父・新次(浅野忠信)のことで、家族が悩んでいた。新次は百音の父・耕治(内野聖陽)と仲のいい幼なじみだったが、震災前に買った新しい漁船の借金返済を巡って、耕治と疎遠の状態となっていた。その新次がトラブルを起こし、百音と百音の妹・未知(蒔田彩珠)は、亮の心中を察して、心配する内容という。
どうも第8週では亮の父・新次を中心とする及川家のベールに包まれた過去や新次の心中が浮き彫りになりそうな気配だ。これまで、同作は、爽やかで、穏やかで、明るく、心地よいムードに包まれていた。そんな中で新次のトラブル。これまでとは違う雰囲気が漂うかもしれない。
NHKの制作統括・吉永証氏は「浅野忠信さんと永瀬廉さんが、この第8週をどんなふうに演じられているか、ぜひ皆さんに見ていただきたいです。及川家の震災前と後の様子、そして今が描かれますが、いずれのときも“家族の見え方”が非常に印象に残ります。出演者の皆さんが、とても大事に演じて下さった週です。よろしくお願いします」とコメントした。
百音や亮の世代も仲良しの幼なじみだが、その親世代も、本来は仲良しのはず。この作品の初回では、百音が生まれそうな際、新次が産気づいた百音の母・亜哉子(鈴木京香)を病院に運ぶため台風の中、船を出して救った姿が描かれたのだから。NHK・吉永氏の「非常に印象に残ります」という言葉に、及川家と耕治らの心を揺さぶられるシーンを期待してみたい。