「暗殺教室」松井優征の5年ぶり新作「逃げ上手の若君」 コミックスが2か月連続で発売へ

「週刊少年ジャンプ」8号(2021年1月25日発売)よりスタートした、松井優征の5年ぶりの新作「逃げ上手の若君」のコミックス2巻が8月4日に発売されることが決定。2日に発売された1巻に続き、2か月連続での発売となる。

「逃げ上手の若君」1巻【画像:(C)松井優征/集英社】
「逃げ上手の若君」1巻【画像:(C)松井優征/集英社】

「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」を生み出したヒットメーカー

「週刊少年ジャンプ」8号(2021年1月25日発売)よりスタートした、松井優征の5年ぶりの新作「逃げ上手の若君」のコミックス2巻が8月4日に発売されることが決定。2日に発売された1巻に続き、2か月連続での発売となる。

 これまでに「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」を生み出し、多くのファンを持つヒットメーカーの松井が最新作に選んだテーマは、鎌倉幕府最後の後継にして、“天下一逃げ上手な少年武将”北条時行(ほうじょう・ときゆき)。

 鎌倉時代から室町時代へ移り変わっていく歴史の狭間で、その少年は、逃げることで英雄となり、生きることで伝説となった――。物語の題材に選ばれることの少なかった人物に焦点を当て、史実をもとに、逃げる英雄・北条時行の激動の生涯を、松井の解釈と筆致で描き出す。

「逃げ上手の若君」の舞台は1333年、鎌倉――。物語は足利高氏の突然の謀反による鎌倉幕府の滅亡から始まる。幕府の後継として生きるはずだった少年・北条時行は、この謀反で8歳にして家族も地位もすべてを失う。しかし、時行は逃げること・生き延びることに関しては誰よりも秀でていた。その才を見込む信濃国の神官・諏訪頼重にいざなわれ、少年は逃げて英雄になる道を歩み始める。天下一逃げ上手な少年武将の流浪と潜伏と逆襲の歴史を描く、南北朝スペクタクル“逃亡譚”が描かれる。

 北条時行と足利尊氏、2人の対となる英雄の天下を巡る戦いを、松井氏がダイナミックに描く本作。近年、「週刊少年ジャンプ」で扱われることの少なかった史実をベースにした歴史漫画に挑戦する松井氏の意欲作で、新境地の本作に注目だ。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください