「バクマン。」舞台化は雑談から生まれた企画 人気2.5次元俳優・荒牧慶彦も感激「喜びを持って臨みたい」

2021年10月から上映される舞台「バクマン。」THE STAGEの制作発表会が2日、都内で行われ、ダブル主演の鈴木拡樹、荒牧慶彦、演出・脚本のウォーリー木下とプロデューサー・松田誠が登壇した。

「バクマン。」THE STAGEの制作発表会に出席した鈴木拡樹(左)と荒牧慶彦【写真:ENCOUNT編集部】
「バクマン。」THE STAGEの制作発表会に出席した鈴木拡樹(左)と荒牧慶彦【写真:ENCOUNT編集部】

鈴木拡樹とW主演の荒牧慶彦「最も尊敬すべき役者の1人」

 2021年10月から上映される舞台「バクマン。」THE STAGEの制作発表会が2日、都内で行われ、ダブル主演の鈴木拡樹、荒牧慶彦、演出・脚本のウォーリー木下とプロデューサー・松田誠が登壇した。

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「週刊少年ジャンプ」で連載されていた、大場つぐみ・小畑健による大人気マンガ「バクマン。」を鈴木・荒牧のW主演で舞台化決定したことが5月28日に情報解禁されると、瞬く間ににSNSのトレンドに躍り出た注目作品。

「週刊少年ジャンプ」の連載を目指す高校生マンガ家コンビのうち、高い画力を持つ真城最高を演じるのは鈴木。その最高とコンビを組む、同級生で文才に長けた高木秋人を演じるのは荒牧。人気実力もトップクラスの俳優2人が、青春のすべてをマンガにかける最高&秋人を演じる。

 鈴木は「制作発表をすることになってこうやって人がこんなに集まっていただけて、想像を超えてびっくり。この調子で舞台の完成も想像を超えて楽しんでもらえたらうれしい」と意気込んだ。原作の大ファンだという荒牧も「大場さんと小畑さんの絵や世界観に自ら俳優として加われることに喜びを持って臨みたい」と目を輝かせた。

 トークコーナーでは今作の企画とキャスティングがプロデューサーの松田と荒牧の「いつか『バクマン。』の舞台をやれたら」という雑談から始まったことが明かされる一幕も。荒牧は「やりたい作品と、共演したい役者さんを言ったら実現してくださった」と振り返り、「理想ですけど、たぶんムリだと思うけど、鈴木拡樹くんがいい」と口にしたことが鈴木のキャスティングにつながったことも合わせて明かされると、鈴木は「(その話は)今日知りました」と目を丸くした。

 鈴木との共演を希望した理由を問われた荒牧は「最も尊敬すべき役者の1人なので、相棒という間柄で芝居をしてみたかった」と照れ笑い。鈴木も「相棒役に選んでくれたことがうれしい。2人で同年代(の役)でタッグを組んだことがなかったからすごく楽しみ」と声を弾ませていた。

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