獣神サンダー・ライガー「いつか猪木さんとゆっくりお話をしたい」師匠の“すごさ”語る

ライガーのテーマ曲の裏話を明かした【写真:塩見徹】
ライガーのテーマ曲の裏話を明かした【写真:塩見徹】

ライガーのテーマ曲は他にも候補があった!?

ジョー「ところで、ライガーさん入場でいつも使っていたテーマ曲がありますよね? あれはずっと使っていますか?」

ライガー「『怒りの獣神』ね。あれは別に会社に『ずっと使いなさい』って命令されて使っていたわけじゃなくて普通に僕が好きだったから変えなかったんですよ。途中でアニメが始まって、その時のテーマ曲を推されたんだけど、やっぱり最初の曲が良くてね。イントロが鳴った瞬間に『さあ行くぞ!』ってなるんですよ。だから僕の独断と偏見です。完全に好きか嫌いかで今までやってきたんで本当にファンの皆さんにごめんなさいとしか言いようがないんだけれど(笑)」

アイキッド「ちなみに『怒りの獣神』に決まる前に他にもテーマ曲の候補はありましたか?」

ライガー「あった。キッスの『デトロイト・ロック・シティ』って分かる?」

アイキッド「もちろんです。有名な曲ですよね」

ライガー「そう。あれもノリがいいし、気分も高揚するから良いなって思ったんだけど、ライガーって正義の味方だからちょっとイメージ違うよねってなって」

アイキッド「キッスはどちらかというと地獄とかヒールのイメージですよね?」

ライガー「そうそう。だから最終的に選ばなかったの。確かケロさん(=田中秀和・リングアナウンサー)と話をして、やっぱり『怒りの獣神』がいいよねって。それで決まったんですよ。そこから一切変えないでずーっと一緒でした。じゃあ最後に僕から2人に質問してもいいですか?」

ジョー&アイキッド(背筋を伸ばして)「お願いします!」

ライガー「今回はYouTubeでほんとに面白い楽しい話を聞かせてもらったんですけれど、せっかくなのでどんどん『94年のジュニアヘビー』を推してしていきませんか? 『ベスト・オブ・ザ・スーパー・ジュニア』も今後ありますしね。せっかく皆さんがプロレス愛を込めて作ってくれた曲でミュージックビデオも見させてもらって、各試合会場でお客さんに見てもらったらいいだろうなって思ったんですよ。ですからやっぱり自ら売り込んでいかないと。どんどんプッシュしていきましょうよ。遠慮しないで」

全員「(笑)」

ライガー「せっかくやるんだからもう行くところまで“GO For The Block”、『当たって砕けろ!』ですよ」

アイキッド「あ!マサ齋藤さん」

ライガー「そうそう!さすが詳しいね。ぜひやってくださいね」

アイキッド「じゃあいっちゃいますね!」

ライガー「“いっちゃうぞ馬鹿野郎”だ!」

全員「(笑)」

アイキッド&サイボーグジョー「ありがとうございました!」

ライガー「頑張ってくださいね」

□獣神サンダー・ライガー
1989年東京ドームの小林邦昭戦で獣神ライガーとしてデビュー。90年、獣神サンダー・ライガーに改名。94年、団体の枠を超えてジュニア戦士が集った「SUPER J CUP」第1回を開催。97年、ウルティモ・ドラゴンを破り、ジュニア8冠王に君臨。20年1月4・5日東京ドーム大会で引退試合、翌6日大田区総合体育館にて引退セレモニーを行う。3月、WWE殿堂入り。アントニオ猪木、藤波辰爾に次いで日本人レスラー3人目。引退後はプロレス解説者、タレント、YouTubeチャンネルなど幅広く活動中。

Twitter:https://twitter.com/Liger_NJPW
YouTube:https://www.youtube.com/c/jyushin_thunder_liger/

□ザ・リーサルウェポンズ
2019年1月、突如として出現。狂気の発明家アイキッドが最終兵器サイボーグジョーとともに、80年代~90年代のカルチャーをテーマにした衝撃エンターテインメントを展開する。

オフィシャルサイト:https://www.tlw80s.com/
Twitter:https://twitter.com/TLW80s
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCzkUVvwcUOkv3rLHvu69ImQ

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