小木博明の“暴走トーク”に六角精児「バラエティーじゃないんだよ」 映画完成披露会がお笑い化
映画「前田建設ファンタジー営業部」(1月31日公開)の完成披露上映会が15日、都内の映画館で行われ、主演の高杉真宙、上地雄輔、岸井ゆきの、本多力、 六角精児、小木博明(おぎはやぎ)、英勉監督が登壇した。勢い余る小木を中心にトークがどんどん盛り上がり、会場は爆笑に包まれた。
1・31公開 映画「前田建設ファンタジー営業部」完成披露
映画「前田建設ファンタジー営業部」(1月31日公開)の完成披露上映会が15日、都内の映画館で行われ、主演の高杉真宙、上地雄輔、岸井ゆきの、本多力、 六角精児、小木博明(おぎはやぎ)、英勉監督が登壇した。勢い余る小木を中心にトークがどんどん盛り上がり、会場は爆笑に包まれた。
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本作は、アニメ「マジンガーZ」の格納庫の建設設計に七転八倒しながらも本気で挑んだ、熱きサラリーマンたちの実話から生まれた積算エンターテインメントだ。“実際には作らない”が、設計図を出して見積書を完成させるプロジェクト。高杉らは、翻弄されながらも技術力を駆使して立ち向かう社員役を演じた。
まずは、司会から撮影で印象に残ったことの質問。高杉が「毎朝、小木さんがセリフの練習をしていたんですけど」と語り始めると、小木が「まじめですからね」と割って入る。高杉が戻して、「それで後半になってみんなでセリフ合わせをするようになったことが思い出されます」と振り返ると、小木と本多が「マネージャーが(本多の)ものまねをしていて……」と会話の主役を奪う。すかさず、上地が「いま順番に来るから打席が」とツッコミ。高杉は「こんな感じで現場も楽しく過ごしていました!」とまとめた。
上地は撮影当初の驚きの現場の様子を証言。「(高杉、上地、岸井、本多、小木の)5人チームなんですけど、4人が全然しゃべらなくて、人見知りで。誰もしゃべらなかったんですよ。本当になんにもしゃべらなかった。こんなにいましゃべってるなんて、あのころは夢にも思いませんでした」と明かした。上地が食事に連れて行って打ち解けるきっかけを作ったという。すると、小木が「全部間に入ってくれたの。このおバカタレントが」と、鋭い合いの手。上地は「上げて下げるのやめてください(笑)」と笑い飛ばした。
その後も、脱線もありで止まらないトークの展開に、六角が「バラエティーじゃないんだよ!」と突っ込むと、会場は大爆笑。六角は「(小木が)いろいろなことしゃべって冗談を言いまくって、監督の言うこと全然聞いていないんだよ。俺はそれを見て、あっこの映画はダメだと思ったんだよ。それで本番で噛みまくって、みんなそれで笑いまくって、もう1回ダメだと思って。それが観たらすっげえ面白いんだよ。すごいんだよ、編集が。あなた魔術師だよ、すごいよ。あの前後はいったいどうなったんだというところがいっぱいあって」と、英監督の“編集力”に感激の様子だった。
時間が押す中で、映画のテーマのひとつであるチャレンジにかけて、新たに挑戦したいことの質問になる。高杉は「僕は坊主にしたいです。いつかできたらいいなと思います」、岸井は「私は髪を脱色したことがないので、脱色してみたいです。そういう役にも巡り合っていないので」と明かした。小木は「俺って画力があると気付いた。次はジョーカーをやりたい」とぶち上げると、つられた六角は「紅白を目指そうかな。前田建設の歌でもつくるか!」と夢を語った。
ほとんどキャスト陣の話を聞くだけになってしまった英監督は「原案はまだまだあるので、次もその次もつくれる映画なのでぜひ。メンバーの再編はちょっと考えて(笑)」とジョークを交えて意欲を示した。
最後に高杉は「めちゃくちゃすごく面白いみなさん、メンバーが集まった映画なので、めちゃくちゃ面白い映画になったと思います」と力を込めた。