大鶴義丹「一片の悔いなき人生だった」、母・李麗仙さん死去受けコメント

俳優の大鶴義丹が25日、母で女優の李麗仙(り・れいせん、本名・李初子)さんが22日に肺炎で亡くなったことを受け、所属事務所を通じてコメントを発表した。

大鶴義丹【写真:ENCOUNT編集部】
大鶴義丹【写真:ENCOUNT編集部】

「60年代70年代のアングラ演劇シーンの真っただ中を疾走」

 俳優の大鶴義丹が25日、母で女優の李麗仙(り・れいせん、本名・李初子)さんが22日に肺炎で亡くなったことを受け、所属事務所を通じてコメントを発表した。

 コメント全文は以下のとおり。

「母、李麗仙は、2018年に脳梗塞を患いリハビリに励んでいましたが、今年の春に肺炎になったことから入院生活となり、今月22日に永眠しました。享年79歳。

 私の父である唐十郎とともに劇団『状況劇場』を興し、60年代70年代のアングラ演劇シーンの真っただ中を疾走しました。父、唐十郎とは離婚しましたが、最後まで盟友としての親交はありました。最後の舞台は、2017年の『六条御息所』でした。

 唯一無二のアングラ女優人生を全うして、一片の悔いなき人生だったと思います。葬儀は今週末に、家族友人や演劇関係者だけで行う予定です」

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