新人俳優・林裕太、東出昌大の主演作「草の響き」に出演決定 奈緒、大東駿介が共演
奈緒「『私は私でいれば良い』と気づかせてくれた」
キャストのコメント全文は以下の通り。
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〇工藤純子役・奈緒
「なぜそんなにもろいのか、走り続けることに意味があるのか。この主人公を理解することを諦めたくないと思いました。そんな自分が彼を1番そばで理解しようとする純子と重なり、私は函館に向かいました。『私は私でいれば良い』と気づかせてくれた函館での苦しくもこのうえなく大切な時間に、心から感謝しています。『草の響き』が皆さまにも届きますように」
〇佐久間研二役・大東駿介
「まさか映画館に当たり前に行けなくなる日が来るなんて思わなかった。まさか大切な友が突然逝ってしまうとは思わなかった。自分自身なかなか処理しきれない感情にあったまさにそんなとき、この作品と出会え、函館の映画館シネマアイリス菅原氏のもと、函館出身の小説家、佐藤泰志氏の作品を、全編函館で映画を撮れた時間はとても濃密でぜいたくで救いでした。心を病んだ友を支える役を通して、心の奥底と深く向き合う時間は、函館の空気も相まって、冷たくつらくあたたかく優しい時間でした」
〇小泉彰役・Kaya
「本格的な映画出演ははじめてで、『草の響き』という素晴らしい作品に出演させていただくことができ、とても充実した時間を送ることができました。この作品を通して演技の楽しさや今後お芝居を頑張りたいという気持ちが強く固まりました。その中で、小泉彰という自分とは全く正反対の役を演じることにとても苦戦しましたが、東出さんや大東さんなど皆さんに助けられながら自分なりに小泉彰という役を演じ切れたと思います。いろいろな思いが詰まった作品となっているので皆さんに見ていただけることが待ち遠しいです」
〇高田弘斗役・林裕太
「函館での撮影は強く、鮮明に自分の記憶に残っています。函館ののどかな風景をよく思い出し、恋しくなります。現場で斎藤監督やスタッフの方々、共演者の方々に何度も助けられました。寒さが厳しい中での撮影でしたが、人の優しさに触れられたような温かい時間でした。『草の響き』は人の気持ちや温かさがゆったりと伝わってくる映画です。人と生きていく上で大切なことを教えてくれたこの作品が多くの人に届いてほしいです」
〇高田恵美役・三根有葵
「全てがはじめての経験で分からないことだらけだった私は函館という街、斎藤監督をはじめとするスタッフの方々、そして共演者の方々に支えられ、何度も助けていただきました。この作品は私に新しい景色をみせてくれました。どんなことも包み込んでくれるようなあたたかくて優しい街で作った作品、たくさんの方に届いてほしいです」