蒔田彩珠、朝ドラ“姉”の清原果耶は「かっこいい」 今まで演じたことのない役柄で成長
NHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜、午前8時)で、ヒロイン永浦百音(清原果耶)の妹・永浦未知を熱演する女優・蒔田彩珠(18)。意地っ張りで家族と衝突することもあるが、カキの養殖の家業を助けようと水産高校で勉強に打ち込む努力家の設定だ。このほどNHKの取材会に出席し、自身との共通点や同作から得たものなどを明かした。
朝ドラ「おかえりモネ」のヒロイン・永浦百音の妹・未知を熱演
NHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜、午前8時)で、ヒロイン永浦百音(清原果耶)の妹・永浦未知を熱演する女優・蒔田彩珠(18)。意地っ張りで家族と衝突することもあるが、カキの養殖の家業を助けようと水産高校で勉強に打ち込む努力家の設定だ。このほどNHKの取材会に出席し、自身との共通点や同作から得たものなどを明かした。
「私は兄が2人いて、一番年下で、意地っ張りなところ、負けず嫌いなところもあるので、そこはよく似ています。でも未知は気持ちが高まってつい言ってしまったことを、ちゃんと謝ることができる。私は、すぐに素直になれない時もあるので、そこは尊敬しています。水産業の未来を考えるということは、18歳の女の子1人が頑張ってどうにかなることではないかもしれないけど、それでもどうにかしたい強い気持ちが未知にはある。すごいと思いますし、影響を受ける部分もあります」
姉を演じる清原との関係はどうか。
「朝ドラの撮影を7か月ぐらい一緒にやっていて、私にないものをたくさん持っているので、かっこいいなと思っています。憧れや尊敬の気持ちは、未知が百音に対するものと似ていて、お芝居にもつながっていると思います」
未知は姉・百音の同級生・及川亮(永瀬廉)に淡い思いを抱いているという設定だ。
「未知は、りょーちん(亮)を好きとか、付き合いたいというような気持ちもまだ分からないのかなと思っていて……。私も、未知がこの先どうなっていくか気になっています」
永瀬とは、撮影がちょうど第44回日本アカデミー賞の授賞式と同じ時期だったとし「会場では少し照れくさかったです」と笑った。続いて祖父を演じる藤竜也にも言及した。
「おじいちゃんがいると、みんなほっとするみたいなところがあります。おじいちゃんとぶつかり合うシーンでは、藤さんがすごい勢いでぶつかってきてくださったので、圧倒されつつも、ここは未知として負けちゃだめだというのがありました。演じていてすごく楽しいシーンでした」
これまでNHK「透明なゆりかご」、映画「万引き家族」など話題作に多数出演し、女優としてどんどんステップアップしている。
「今までは内に何かを秘めているような役柄が多かったのですが、未知は自分の気持ちを外に表現するシーンが多いと思います。怒っているときやうれしいとき、りょーちんに対してキュンキュンしている気持ちなど、思っていることが顔に出てしまう素直な子だと思います。今まで演じたことのない役なので日々勉強になっていますし、楽しんでいます」