LiSAが主題歌の「サプライズ」を生披露 山崎賢人感激「力強い歌声が生で聴けて幸せ」
映画「夏への扉 ―キミのいる未来へ―」(25日公開)の公開直前イベントが18日、都内で開催され、主演の山崎賢人、監督の三木孝浩、主題歌を担当したLiSAが出席した。
「夏への扉 ―キミのいる未来へ―」の公開直前イベント
映画「夏への扉 ―キミのいる未来へ―」(25日公開)の公開直前イベントが18日、都内で開催され、主演の山崎賢人、監督の三木孝浩、主題歌を担当したLiSAが出席した。
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山崎演じる30年の冷凍睡眠から目覚めた科学者・高倉宗一郎が、大切な人を救うため奔走するさまを描くSFエンターテインメント作品。原作は1956年に米国で発表されて以来、世界中で愛されている。
メガホンを取った三木は山崎の映画デビュー作「管制塔」の監督でもある。三木とは10年ぶりだという山崎は「あのときは右も左も分からない状態で、三木さんの優しい人柄、北海道の寒さとおいしかったご飯、という感じでしたね。10年経って監督とご一緒させていただいて、そのときには気づけなかった三木さんの監督としてのこだわりや諦めないで撮り続ける姿勢みたいのを感じて、自分もそういうのが見えるくらいと大人になったんだなと思いました」としみじみ。
三木は「最初の作品のときに賢人くんがいいなと思ったのは、青くささの中に揺るがない強さがあるところがいいんですよ。10年ぶりに再開してみて、この作品に入るときセットだったり僕の演出にすごく柔軟に対応するところがあって、いい意味で青くささを失わないでいたのがうれしかったです」と絶賛した。
イベントではLiSAが主題歌の「サプライズ」を生で披露した。LiSAの生歌を聴き終えた山崎は「最高でした。未来に向かって頑張ろうと思えるポジティブなLiSAさんの力強い歌声が生で聴けて幸せです。映画に曲が入った状態で見たときに音楽があって映画というものが素晴らしいものになると実感しました。今までのいろんなことがあり未来に向かってポジティブなメッセージがあるというのが本当に好きです。ありがとうございます」と感謝した。
LiSAは「映画ができ上がった状態で楽曲を制作させていただきましたので、みなさんが作ってくださった世界を受けて、どうやったら、宗一郎の気持ちを映画を見てくださるみなさまにそのまま聴いてただけるような楽曲になるかなというのを考えました。『扉』や『未来』という言葉など作品にリンクする歌詞をところどころに入れるように心がけました」と振り返った。
イベントでは選ばれたファンがリモートで参加し、ファンからの質問コーナーが設けられた。「未来のことですけど、実際に冷凍保存を体験してみたいですか?」と質問されると、山崎は「経験してみたいけど、今すぐにと言われるといろんな遅れが出て置いていかれそうなので困ります。やってみたい気持ちはありますけど今はやりたくないですね」と答えた。
続けて「もう1度味わいたい過去の感動した思い出は?」と聞かれた山崎は「感動した思い出はいっぱいありますけど、過ごした時間があるからこそ感動できると思っています。全部の作品に対して全力でやっているので、これからの作品でみんなと頑張ったときに『終わったね』という感動をしたいです。過去は振り返らないです。今を最高だと思って生きたいと思います」と胸を張った。
※山崎賢人の「崎」はたつさき