木村拓哉、大型国際ドラマ出演へ 製作総指揮に「ゲーム・オブ・スローンズ」プロデューサー

俳優の木村拓哉が、欧州各国の主要放送局とHulu Japanが共同製作する大型国際ドラマ「THE SWARM(原題)」に出演することが16日、分かった。

木村拓哉
木村拓哉

原作はドイツ国内だけで450万部を売り上げたフランク・シェッツィングのベスセラー小説「THE SWARM」

 俳優の木村拓哉が、欧州各国の主要放送局とHulu Japanが共同製作する大型国際ドラマ「THE SWARM(原題)」に出演することが16日、分かった。

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「THE SWARM(原題)」は、世界のテレビ史に残るモンスター級の大ヒットをとばしたHBO製作ドラマ「Game of Thrones(ゲーム・オブ・スローンズ)」の主要プロデューサーのひとりで、数々のエミー賞受賞歴を誇り、インタグリオ・フィルムズのクリエーティブ・ディレクターを務めるフランク・ドルジャーが、製作総指揮を務める規格外の超大型国際ドラマ。2022年世界同時放送&配信を目指しており、まもなくイタリアで制作が開始される。

 原作は、04年にドイツで発表され、「ダ・ヴィンチ・コード」から首位を奪い、ドイツ国内だけで450万部を売り上げたフランク・シェッツィングのベスセラー小説「THE SWARM」。世界的にも大ヒットし、27言語に翻訳されている。

 そして、この度、このビッグ国際プロジェクトの各国から選りすぐられたキャストが発表され、日本人キャストとして木村の出演が決定。長きにわたり日本のエンターテインメントをけん引し、数々の映画・ドラマで俳優として活躍する木村が、海外制作ドラマに初めて参加する。

 同ドラマは、世界各地を舞台にした海洋SFサスペンス超大作。物語は、深海に生息する未確認知的生物の群れに直面する“人類の闘い”を描く。全人類の運命は一握りの科学者グループの手に託されることになっていくが、木村は、人類の危機に立ち向かう科学者グループのひとつを組成し海洋問題に取り組む“ミフネ財団”の創設者で、自らそのチームを指揮するアイト・ミフネを演じる。

 木村の出演はドルジャーからの熱烈オファーにより実現。ドルジャーは「『ゲーム・オブ・スローンズ』と同様に、この『THE SWARM(原題)』においては、全体の調和が本質的に重要であり、キャラクターたちに生命を吹き込んでくれるオリジナリティーあふれる魅力的な俳優達の布陣が成功の鍵であると常にイメージしていました。木村さんに演じてもらう役は、強く権威ある雰囲気と際立った知性を同時に表現できることが求められますが、彼の作品を拝見しこのキャラクターを演じるのにまさしくうってつけと確信しました」とコメントしている。

 同作への出演決定に木村は、「『Game of Thrones』は大好きな作品でしたので、そのチームからのオファーがあった際は、素直に嬉しい気持ちでした。原作の世界観の完成度が高く、この世界観の中に自分が参加できる事を大変嬉しく思います。どんな役であれ、頂いた役柄を大切に演じたいと思っています。また、日本だけでなく、世界がまだこのような時世ですので、細心の注意を払って現場に赴きたいと思っております」と語っている。

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