宮脇咲良の卒業ソングが“予言”する今後の進路 歌番組ではBTSと“共演”で憶測呼ぶ
4月末で活動を終了した日韓合同ガールズグループIZ*ONE(アイズワン)の元メンバーでHKT48の宮脇咲良が14日放送のTBS系音楽番組「CDTVライブ!ライブ!」(毎週月曜、午後9時)に出演し、HKT48のメンバーとして最後のテレビ出演を終えた。
19日に本拠地・福岡で卒業コンサート、今後に関する発言に注目
4月末で活動を終了した日韓合同ガールズグループIZ*ONE(アイズワン)の元メンバーでHKT48の宮脇咲良が14日放送のTBS系音楽番組「CDTVライブ!ライブ!」(毎週月曜、午後9時)に出演し、HKT48のメンバーとして最後のテレビ出演を終えた。
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この日は東京都多摩市のサンリオピューロランドからの生中継で、サンリオのキャラクターらと一緒にダンスをしながら「メロンジュース」「桜、みんなで食べた」の2曲を元気いっぱいに披露。歌唱後、中継を担当した同局の宇内梨沙アナウンサーから「HKT48として最後のテレビパフォーマンスでしたが、いかがでしたか」と心境を聞かれると、宮脇は「今日はすてきな思い出をみんなと作ることができて、良かったです。ありがとうございます」と笑顔を見せた。最後まで涙を見せることはなかった。
「CDTVライブ!ライブ!」の放送に合わせるように、宮脇の卒業ソング「思い出にするにはまだ早すぎる」のミュージックビデオ(MV)のショートバージョンがこの日午後7時に公式YouTubeで解禁された。バスに乗りこみ車窓から見える博多の街を眺め、那珂川通りや福博であい橋、PayPayドームなどHKT48ゆかりの地をひとりで訪れるシーンや1期生メンバー8人との共演などからは、博多に“別れ”を告げる気持ちがにじみ出ている。
同曲の歌詞(作詞・秋元康)には宮脇の葛藤と夢、さらには今後を“予言”するかのような言葉が並んでいる。「急な別れを選んだ」「2つに分かれてる道」などの歌詞について考えてみると、韓国から4月29日に帰国し、5月15日に卒業を発表したことは「急な別れ」に当てはまる。
問題は「2つに分かれている道」だ。宮脇は8日に放送されたNHK福岡放送局制作のローカルニュース番組「ロクいち福岡」に出演し、「これからも世界の人に向けて発信ができるような挑戦をしたい」と目標を語っている。一方の道が「日本でのHKT48の活動」だとするならば、もう一方の道は「韓国でのK-POP活動再開による世界発信」と解釈するのが自然ではないだろうか。
宮脇はMV公開後、自身の公式ツイッターに「本当に素敵な歌詞で、何故秋元さんは私の事がこんなに分かるのだろうと感じました…本当に大切な曲を最後に頂けて幸せ者です」と感謝の気持ちをつづった。歌詞には、“サヨナラを告げる自分の立場について説明する必要性がある”と受け取れる内容も含まれている。また、MVはパステルカラーをふんだんに使った柔らかい仕上がりながらも、それとは対照的な宮脇の強い決意が伝わってくる。宮脇が花に囲まれている冒頭のシーンが、IZ*ONE時代の楽曲「Violeta」の宮脇パートと類似している点も興味深い。
宮脇の今後については「BTSの所属事務所に移籍し活動する」などと一部で報じられた。正式な発表はまだないが、くしくもこの日、「CDTVライブ!ライブ!」にそのBTSが出演し「Film out」を披露、番組内での“共演”が実現したことも憶測を呼んでいる。
宮脇は19日にマリンメッセ福岡で「宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート~Bouquet~」を開催する。dTV、ZAIKOでも生配信される。