お笑いコンビ「笑い飯」の哲夫が15日、高野山大学公開オンラインイベント「われわれは何のために学ぶのか」に出席。同大学長、副学長らと“笑い×仏教”の異色トークを展開した。

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　哲夫といえば、仏教関連の著作を5冊も出版している生粋の仏教マニア。この日も専門家を前に引けを取らない知識と軽妙なトークで大いに場を盛り上げた。

　その仏教への造詣の深さから、イベントの最後には学長から直々に高野山大学入学を勧められるほど。哲夫は「入学費用に頭がいってしまって。次にスケジュールですかね。具体的なことばかり考えてしまう」とまんざらでもなさそうに話した。

　5冊目を出版して以降は仏教関連の執筆の話は来ていないといい「浄土宗新聞でコラムを書いてるのと、個人的に『奥の細道』みたいな合間に詩を挟んだ小説を書いてるくらい。また移動中のYahoo!ニュースを見る時間がなくなるくらい執筆したいですね」と意欲的に語る。

　一方で、「いずれは出家したいか？」との質問には「自分は仏教マニア。鉄道マニアが鉄道の運転士と違うように、お坊さんから聞いた話をするくらいでいい。まだまだ女遊びもしたいですし、お酒も飲みたいですし、お坊さんほど崇高な生活をしたいわけでもないので」と話した。