「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」ファイナル、中国人含む11人組 中華圏での人気に期待
“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者投票で選ばれたメンバーがデビューするサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」(プデュ2)の最終選考が13日、群馬県高崎市のGメッセ群馬で行われ、TBS系で同時生中継された。会場には観覧募集に当選したファンもコロナ対策を施したうえで参加した。
1位は愛知県出身の木村柾哉、初代センターに決定
“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者投票で選ばれたメンバーがデビューするサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」(プデュ2)の最終選考が13日、群馬県高崎市のGメッセ群馬で行われ、TBS系で同時生中継された。会場には観覧募集に当選したファンもコロナ対策を施したうえで参加した。
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「PRODUCE 101」シリーズは韓国の音楽専門チャンネル「Mnet」で放送・配信され社会現象になった大ヒット番組。その日本版である「PRODUCE 101 JAPAN」の続編である「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」は昨年11月からオーディション募集を開始し、最初の選考を通過した101人がさまざまなミッションに挑戦。ダンス、歌唱、ラップなど厳しい審査をへた計21人の練習生がこの日のステージに登場した。
ファイナル冒頭で新たにデビューするボーイズグループの名前が「INI(アイ・エヌ・アイ)」となることが発表されると練習生から大きな歓声が上がった。「ぼくたち(I)とすべての人(I)がネットワーク(N)でつながっている」という意味が込められているという。
ファイナルのデビュー評価では、21人が2チームに分かれ、それぞれのオリジナル課題曲である「ONE」と「RUNWAY」のパフォーマンスを生披露、観客席のファンを魅了した。次いで、練習生は、韓国のMnetで放送された「PRODUCE 101」シリーズ出身のグループ「AB6IX」メンバーのイ・デフィがプデュ2のファイナルステージのために作ったバラード曲「One day」を披露。イ・デフィは「プロデュース101」シーズン2に参加して最終順位3位となり、「Wanna One」としてデビューした。
午後2時40分に国民プロデューサーの投票が締め切られ、司会のナインティナインが10位から発表した(順位は以下の通り)。
10位:佐野雄大(さの・ゆうだい=20、大阪府出身)
9位:池崎理人(いけざき・りひと=19、福岡県出身)
8位:許豊凡(しゅう・ふぇんふぁん=23、中国出身)
7位:松田迅(まつだ・じん=18、沖縄県出身)
6位:西洸人(にし・ひろと=24、鹿児島県出身)
5位:尾崎匠海(おざき・たくみ=21、大阪府出身)
4位:藤牧京介(ふじまき・きょうすけ=21、長野県出身)
3位:田島将吾(たじま・しょうご=22、東京都出身)
2位:高塚大夢(たかつか・ひろむ=22、東京都出身)
1位:木村柾哉(きむら・まさや=23、愛知県出身)
11位は最後に発表され後藤威尊(ごとう・たける=22、大阪府出身)が滑り込んだ。
8位となった許は「前回はほぼビリだったので夢みたいです。僕の家族は今、中国でネットで見ていると思います。国民プロデューサーの皆様、ありがとうございました」と中国語を交えて感激を語った。中国語ができる練習生が正式メンバーに加わったことで今後、中華圏という巨大な市場での人気が期待できそうだ。
最終選考終了後、11人のメンバーは記者会見に応じ、1位に輝いた木村は「目標はグローバルに活動するグループ。目指すものを高くして上だけ見続けていきたい」と抱負。11位として名前が呼ばれたとき思わず号泣した後藤も「世界で活躍できるアーティストになるので僕たちを信じてついて来てください」と応援を呼びかけた。