【ズバリ!近況】大阪在住の「男闘呼組」前田耕陽が明かす舞台中心の現在の仕事とイクメンパパの素顔
昨年は「男闘呼組」活動休止後、初めて4人で集まった
実は去年、「男闘呼組」の活動を休止してから、初めて4人で会ったんです。ジャニー(喜多川)さんの葬儀には来られないメンバーもいたので、後日改めてスケジュールを合わせ、名古屋で会いました。「せっかくだから、昔の曲をやってみようよ」という話になり、スタジオをとって。4時間予約したのに、全然時間が足りませんでしたよ!
27年ぶりの再会だったのにぎこちなさは全くなく、昔話に花が咲きました。音楽だけじゃなく、俳優としても賞をいただいたことなどを思い出し、そして僕らは今、それぞれがそれぞれの道で頑張っている――そのことが誇らしく、当時の活動が今につながる大きな財産となっていることを実感しました。
以前は、僕自身が「男闘呼組は解散だ」と言っていた時期もありましたけど、それは先のことは分からないのに、「休止」と表現して「再活動するかも」とにおわせて、ファンの子たちに期待させるのは良くないかな、と思っていたから。でも4人で再会したら、「男闘呼組は解散じゃないよな」という気持ちになり、またいつか「男闘呼組」のステージを観ていただける日がくればいいな、と思いました。
□前田耕陽(まえだ・こうよう)1968年8月16日、東京都八王子市生まれ。中学3年のときジャニーズ事務所入り。4人組ロックバンド「男闘呼組」のメンバーになり88年、主演映画「ロックよ、静かに流れよ」(東宝)、シングル「DAYBREAK」(BMGビクター)でデビュー。「秋」「TIME ZONE」などの曲をヒットさせ、88年から2年連続でNHK紅白歌合戦出場。93年にバンド活動休止後はソロで俳優、タレントとして活動。2006年、漫才コンビ「海原やすよ・ともこ」の海原ともこさんと再婚し1男1女。2021年6月22日「東別院ホール」(名古屋市)、6月24~27日「中目黒キンケロ・シアター」(東京・目黒区)で舞台「Drifters(漂流者達)」を行う。