朝ドラ「おかえりモネ」で高まる気象現象への関心 気象予報士目指す人が増えるかも?

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」では、さまざまな気象情報や現象が紹介されて視聴者に好評だ。ヒロイン・永浦百音(愛称モネ)が第4週では、盆休みに宮城・気仙沼の実家に帰り、家族や幼なじみと触れ合いやそれぞれが抱える問題などが描かれたが、第5週(14日~)ではモネが登米に戻って物語が展開する。第5週の見どころや、同作の魅力も探ってみた。

天気の勉強を始める永浦百音(清原果耶)【写真:(C)NHK】
天気の勉強を始める永浦百音(清原果耶)【写真:(C)NHK】

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」第5週の見どころは?

 NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」では、さまざまな気象情報や現象が紹介されて視聴者に好評だ。ヒロイン・永浦百音(愛称モネ)が第4週では、盆休みに宮城・気仙沼の実家に帰り、家族や幼なじみと触れ合いやそれぞれが抱える問題などが描かれたが、第5週(14日~)ではモネが登米に戻って物語が展開する。第5週の見どころや、同作の魅力も探ってみた。

 NHKによると、登米へ戻った百音(清原果耶)は、サヤカ(夏木マリ)から、広葉樹の木材を使った新商品の開発を命じられる。そしてある日、百音は森林組合の課長・翔洋(浜野謙太)とともに、小学生に林業のことを教えに出かけた時に、新商品のアイデアを思いつき、喜んで商品開発を始めるという内容だという。

 また、百音はベテランの森林組合の作業員たちと山に出かけ、山の天気の変化を聞くうちに、天気についてもっと知りたいと思い、いよいよ本格的に天気の勉強を始める展開になるそうだ。

 物語は気象予報士を目指すヒロインを描くことから、これまでも彩雲や遠くにいる人の声が聞こえるなど劇中、さまざまな気象現象が紹介されてきた。第5週でも山の天気の変化が描かれるようだが、専門家や地元の人には珍しくないことでも、一般の人には楽しいマメ知識に思えたりする。得した気分にもなれて「おかえりモネ」の魅力の1つと言える。

 同ドラマのホームページには、最近、そんな気象の現象を紹介する「気象予報士・斉田さんの“なるほど!天気”」というコーナーも登場した。ドラマにも登場した虹や彩雲など空に見える「にじいろ」を探す技術が紹介されたりしている。関係者によると、素人には珍しいと感じる気象現象も探す知識などを知っていれば、見つけることは意外と難しくないという。気象情報は人々の暮らしに密着した生活に欠かせない身近なものでもある。この作品の影響で、気象予報士の仕事に魅力を感じて目指す人が増えるかもしれない。

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