ボイメンが東海3県、1400万人にアピール! 「全員がボイメン好きと言ってくれるのが理想」
もし2人が本当の兄弟だったら? 「ケンカしそう」「絶対ムリ」
――兄弟役を演じたお2人ですが、もし実際に一つ屋根の下に暮らす兄弟だったとしたらどんな生活を送ることになりそうですか?
小林「『昔はかわいかったのに!』『昔は甘えてたくせに!』って、ケンカしそう(笑)」
本田「一緒に暮らすにはだいぶペースが違うので……。子どものころからずっと一緒ならアレだけど、大人になって自我が芽生えた状態で考えるとなあ。今考えたら一緒に暮らすのは絶対にムリかも(笑)」
小林「家だと頑張るタイプやで!」
本田「だから、頑張ってどこかムリすることになるでしょ? でも料理得意だし、ご飯は出てくるから、そういうところはありがたくちょうだいすると思うけど。今の人間性で考えるとこの作品の関係性に近いので、映画で見た感じになるかも」
小林「変に『彼女できた?』って聞いて怒られそうになったりとかね(笑)」
――それぞれの役とご自身に重なる点や、「ここは理解できない」という点はありましたか。
小林「僕、小さいころにはおばあちゃんがもういなかったので、あんまり思い出がないんですけど、すごくおじいちゃんっ子だったんです。だからそのことを思い出したり、おばあちゃんがいたらこうだったのかなと思ったりして、そこは今までの自分とリンクしていましたね」
本田「けっこう考えたけど、似てないと思うところはあまりないかも」
小林「でも、合コンは参加しないでしょ?」
本田「行かないですね(笑) 合コンのシーンがあるんですけど、そういう空間はあんまり好きじゃないというか、ムリだと思うんですよね。正樹が女性と距離を詰めるのが下手そうなシーンもあるんですが……。正樹は不器用なりにグイグイいくけど、僕は行かないので」
小林「あのシーン、もっと行ってほしいよね!」
本田「それは秦監督に言ってよ!(笑)」
――お2人が演じる兄弟の関係性にも注目ですね。最後に、作品を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。
小林「『不可能』という花言葉を持ったブルーヘブンが『夢かなう』に変化したように、この映画を見て自分の一歩を踏み出してほしいですね。『自分ってダメだな』と思ったり、前向きになれないことでも、自分も一歩次第で変わるんだというのが伝わればいいと思います。だから、僕もディズニーの夢は諦めません!」
本田「大人になると、『報われない努力もある』『かなわない夢もある』と大人になってしまいたくなる瞬間がどうしてもあるかもしれないのですが、この作品では誰よりも人生の酸いも甘いも経験してきた冬子さんが夢を諦めずに立ち向かっていくところが、自分たちの人生に重ねたときに勇気や元気をくれる映画になっています。皆さんにこの作品を通じて寄り添えたらと思っていますので、楽しんでご覧いただけるとうれしいです!」
<BOYS AND MEN> 名古屋を中心に全国で活動する9人組エンターテインメント集団。2010年結成。21年7月28日には「ニューチャレンジャー」のリリースを控えている。小林豊(こばやし・ゆたか)1989年3月19日、滋賀県生まれ。本田剛文(ほんだ・たかふみ)1992年11月3日、愛知県生まれ。