アルメックス社が「非接触フレーム」販売開始 コロナ感染拡大防止と衛生的な機器操作実現

USEN-NEXT GROUPのアルメックス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:馬淵将平)は、8日から「非接触フレーム」の販売を開始した。院内感染対策が急務とされている病院向けに提供する。

「非接触フレーム」のイメージ画像
「非接触フレーム」のイメージ画像

タッチパネルの画面に触れることなく機器の操作可能

 USEN-NEXT GROUPのアルメックス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:馬淵将平)は、8日から「非接触フレーム」の販売を開始した。院内感染対策が急務とされている病院向けに提供する。

 本製品は、新型コロナウイルス感染症が世界的に流行しているなか、感染拡大防止とより衛生的な機器操作を実現することを目的に開発された。

 不特定多数の利用者が触れるタッチパネルは、各施設側による頻繁な消毒作業などによる衛生対策が施されているが、雑菌やウイルスが付着している可能性もある。「非接触フレーム」を既存の機器に取り付けるだけで、タッチパネルの画面に触れることなく機器の操作をできるようにする。

 今年4月に、医療法人社団三成会新百合ヶ丘総合病院(川崎市)、医療法人社団宏志会豊岡第一病院(埼玉県入間市)などで製品の操作性確認を目的に実証実験を行い、販売開始に至った。

 第1弾として、院内感染対策が急務とされる病院向けに、タッチパネルの接触機会が最も多い再来受付機(APS-3300)に対応する製品を提供し、その後、他の医事関連機器に対応した製品を順次、展開する。また、同社の顧客基盤となる宿泊施設やゴルフ場向け機器への展開も予定している。

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