山路和弘が来年前期の朝ドラ出演 悪役人生約40年も今回の役は「善人と決めてます」

NHKは8日、女優・黒島結菜が主演を務める2022年度前期の連続テレビ小説「ちむどんどん」の新たな出演者を発表した。今回の発表は、ロイン・比嘉暢子を取り巻く沖縄の人々で、山路和弘が、村で1軒だけの店、共同売店を取り仕切る前田善一を演じる。

「ちむどんどん」に出演する山路和弘【写真:(C)NHK】
「ちむどんどん」に出演する山路和弘【写真:(C)NHK】

黒島結菜主演の2022年度前期朝ドラ「ちむどんどん」に登場する沖縄の人々発表

 NHKは8日、女優・黒島結菜が主演を務める2022年度前期の連続テレビ小説「ちむどんどん」の新たな出演者を発表した。今回の発表は、ロイン・比嘉暢子を取り巻く沖縄の人々で、山路和弘が、村で1軒だけの店、共同売店を取り仕切る前田善一を演じる。

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 山路は「沖縄やんばる地方の前田善一。これだけで絶対イイ人なんだろうなと想像できる。恥ずかしながら、この私、四十何年ほぼ悪役人生。20年ほど前たった1度、舞台で終戦直後の長崎でキリスト教の布教に携わる正真正銘の善人を演じた折、まったく役に近付けずお手上げ。夜中の雨の六本木の路地裏で座り込み、天に向かって呟いた。『神よ…』。油汗にじむ恥ずかしい思い出。せっかく与えて頂いた善人。『あきさみよー神様、助けてくぃみそーれー!』となりませんよう。脚本も知らぬのに、勝手に善人と決め、思いをめぐらせています」とコメントした。

 物語の主人公は沖縄に生まれ育った4きょうだいの次女・比嘉暢子。沖縄の本土復帰と共に上京し、西洋料理のシェフを目指し修業をしながら青春を送る。遠く離れても家族と絆をつなぎ、大人への階段をのぼる中で故郷の料理を見直し、やがて東京で沖縄料理の店を開くため奮闘する姿を描く。笑って泣ける朗らかな、美しい家族とふるさとの物語という。

 NHKは5月31日に、3週連続で新たな出演者を発表すると公表。6月1日には第1弾として母を仲間由紀恵、父を大森南朋、姉を川口春奈、兄を竜星涼、妹を上白石萌歌が演じるなど、ヒロイン・比嘉暢子の家族を発表していた。来週はヒロインが西洋料理のシェフを目指して上京した際に出会う東京や鶴見の人々が発表される予定。

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