シン・エヴァ、“ラストラン”に向けて企画 新バージョン上映に「Q」前日譚漫画の冊子も
大ヒット公開中の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で、12日から“ラストラン”に向けた3つの大サービス企画が展開されることが決まった。
12日から「3大サービス」展開 ドルビーシネマも上映開始へ
大ヒット公開中の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で、12日から“ラストラン”に向けた3つの大サービス企画が展開されることが決まった。
まずは、「公式謹製 36P 冊子『EVA-EXTRA-EXTRA』(A4)」だ。全国合計100万人が対象の入場者プレゼントで、本作に参加した豪華クリエーターたちが再集結し、作り上げたA4サイズ、36ページにもわたる豪華冊子。これまで語られることのなかった「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」前日譚が描かれた漫画をはじめ、クリエーターたちの愛があふれた描き下ろし寄稿が満載のファン必携の1冊に仕上がっている。
表紙描き下ろし:錦織敦史
漫画「EVANGELION:3.0(-120min.)」収録 これまで語られることのなかった「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」前日譚
企画・原作・監修:庵野秀明
脚本・監督:鶴巻和哉
漫画:松原秀典、前田真宏
描き下ろし寄稿:浅野直之、井関修一、金世俊、田中将賀、新井浩一、錦織敦史、前田真宏、鶴巻和哉、松井祐亮(カラーデジタル部)、岩里昌則(カラーデジタル部)
特別寄稿:庵野秀明
次は、新バージョン「EVANGELION:3.0+1.01」の上映開始だ。ファンへの「お礼」として、映画本編映像のさらなる調整を進めた作品を見てもらおうと、カットの差し替えを行った。最後の上映タイミングとなることから、12日からの期間は、全国の上映館で「EVANGELION:3.0+1.01」バージョンとして上映する。差し替えはあくまでカットごとの細かな修正などで、ストーリーなどの変化があるものではない。
なお、ドルビーシネマやIMAX、4D上映は公開当初からの「EVANGELION:3.0+1.0」バージョンでの上映となる。
最後は、ドルビーシネマの上映開始。12日から全国6劇場でドルビーシネマでの上映も決定した。以下は上映館。
T・ジョイ横浜
MOVIX さいたま
ミッドランドスクエアシネマ
MOVIX 京都
梅田ブルク7
T・ジョイ博多
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は公開からまもなく3か月を迎える中、興行収入86.5億円、観客動員数567万人超え(5日まで/公開から90日間合計)と、「エヴァンゲリオン」シリーズ、さらには庵野秀明総監督作品の中でも最高記録を更新し続けている。