那須川天心戦に名乗りを上げた佐野直に拳桜激怒「100万年早い」

プロレスラーの佐野直が、13日に東京ドームで開催される「Yogibo presents RIZIN.28」の那須川天心戦に名乗りを上げたことが波紋を広げている。

拳桜【写真:ENCOUNT編集部】
拳桜【写真:ENCOUNT編集部】

RIZIN6・13東京ドームで3人掛けマッチ

 プロレスラーの佐野直が、13日に東京ドームで開催される「Yogibo presents RIZIN.28」の那須川天心戦に名乗りを上げたことが波紋を広げている。

 那須川は、東京ドームで3人の選手と対戦することを表明。それぞれ3分1R、合計3R行うことを希望し、対戦相手を幅広く募集している。

 すでにSNS上では、複数の格闘家が応募したことを明かすなか、異色の挑戦状を叩きつけたのが佐野だ。

「先日チャクリキのイベントで、キックと総合のミックスルールで初めて勝って、その勢いで応募した。プロレスラーとして20年以上やっている経験と技術がある。本能のまま戦いたい」と息巻いた。

 応募の条件は体重60キロ前後。佐野は「近々で77キロ」とオーバーしている。それでも、応募の権利は誰にでもあるだけに「(体重は)交渉次第」とチャンスを諦めていない。

 那須川のことを「有名人ですよ。テレビで見る人」と評し、「東京ドームは何の経験もない。ぜひ上がってみたい」と初の大舞台に目を光らせた。

 ところが、この発言に怒りの声が上がった。

 チャクリキの7・22大阪・なみはやドーム大会で、佐野とキックマッチで対戦する、拳桜(けんさく=大阪政拳会)だ。

「僕との対戦が決まっているのに那須川天心選手の対戦相手に公募とは、ちょっとなめ過ぎてないですか?」と不快感。

「この前の試合は勝ったけど、あんたいまだ完全キックルールでは僕との試合がデビュー戦でしょ? はっきり言うて調子に乗り過ぎやと思います。那須川天心選手の相手は100万年早いです。リング上では真面目な事言うとったけど、あれもうそなんですね。自分がキックの本当の怖さを教えてあげますよ。今、僕のほうはなめられた、って思ってかなり頭に来てるんで、7月22日の試合ではめちゃくちゃにしたるから佐野直! ビビって逃げんなよ!!」と声を荒らげた。

 那須川の対戦相手は6日に応募を締め切った後、8日にRIZINより発表される予定。

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