佐々木蔵之介、サイバー捜査官役に「僕は超アナログ人間」 福原遥&間宮祥太朗と共演

佐々木蔵之介「絶対に楽しめるはずです!」

 出演者のコメントは以下の通り。

○佐々木蔵之介

――この作品のオファーを受けたときのお気持ちを教えてください。

「僕自身は超のつくアナログ人間なので、『IPって何?』『サイバー捜査ってどういうこと?』というところから入りました(笑)。でも脚本を読んだら、サイバー犯罪って意外と身近なところで起きていて、まったく縁遠い話ではないんだと気づきました。たとえば初回は“フィッシング詐欺”が事件のきっかけとして登場しますが、こんなにも身近に、簡単にだまされてしまうような危険が潜んでいるんだなと実感しました」

――安洛一誠というキャラクターをどう受け止めていますか?

「安洛は自分の興味ある分野にだけ一直線で、誰ともコミュニケーションを取らないのですが、自分で“それでよし”と思っちゃっている男ですね。捜査には長けていて人の3歩も4歩も先へと突き進んでいきますが、犯人の動機や感情には興味がなく、足を使わずともPCとネット環境さえあればすべて解決できると考えているような“変人”です。でも総合事犯係のみんなと関わっていくうちに、それが少しずつ変わっていくんです。また、安洛はいつもシャツの上に和服の“羽織”をまとっているのですが、だいたい羽織って刑事の衣装じゃないですよね!?(笑)。でも、安洛にとっては効率がいい衣服なんでしょうね、袂からタブレットやスマホを取り出したりしています(笑)」

――せりふにはデジタル用語が多く登場しますが、演じていて苦労していることは?

「いやぁ……苦労しかないです(笑)。医師役や弁護士役で専門用語にチャレンジしたことはありますが、法律は漢字で意味合いをつかめますし、医学も実態があるものなのでスッと入ってきやすいんです。でもデジタル用語ってつかみどころがなく、実態が見えないので、せりふを覚えるのが難しい! カタカナが多いので、元々の英語の意味を調べながら覚えています。でも、この作品で描かれるような事件や用語は、毎朝、新聞で見かけるほど身近なものでもあるんです。苦労も多いですが、勉強になるなと思いつつ演じています」

――福原遥さん、間宮祥太朗さんの印象を教えてください!

「福原さんは、役に対してどん欲な女優さんですね。撮影が進むにつれ、本番に向けてテンションを上げるスピードが速くなって、“もっと自分の役を深めよう”という姿勢が強くなってきて……。役柄と一緒に成長しているんだなと感心しましたね。あと、“食”に関してもどん欲(笑)。僕が『このお取り寄せがおいしかった』とちょっと話したら、すぐに調べてあっという間にカートに入れていました(笑)。間宮くんは“芝居のIQ”がめちゃくちゃ高い人! 本の読み方が深く、せりふ覚えもめちゃくちゃ早い。多和田のポテンシャルがしっかり伝わる演技は本当にみごとだなと思います」

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!

「“サイバー捜査”と聞くと、難しそうで一見、近寄りがたい感じがしますが、ストーリーはとても身近で、ひょっとしたら自分たちも巻き込まれてしまうのでは……と思うような事件を描いています。“よくこの役を引き受けたな”っていわれそうなぐらいアナログな僕でも『めちゃくちゃ面白いし、分かりやすい!』と感じるので(笑)、見ていただいたら絶対に楽しめるはずです!」

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