宮沢氷魚、「ずっとやってみたかった」ゲイ役で新人男優賞受賞 LGBTQの苦悩演じる
第30回日本映画批評家大賞授賞式が31日、東京・新宿文化センターで行われ、「his」から俳優の宮沢氷魚が新人男優賞に輝いた。
かつて恋人同士だった男性2人の再会を描いた物語で主人公役を演じた
第30回日本映画批評家大賞授賞式が31日、東京・新宿文化センターで行われ、「his」から俳優の宮沢氷魚が新人男優賞に輝いた。
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日本映画批評家大賞は、映画界を励ます目的のもと、現役の映画批評家が集まって誕生した、批評家による批評家だけの目で選んだ他に類を見ない映画賞。
「his」はかつて恋人同士だった男性2人の8年ぶりの再会を描いた物語。LGBTQの人々と古くから根付いている共同体の共存への希望、親権を争う法廷劇、変化しつつある家族の形、そしてシングルマザーが直面する過酷な現状などを描いた意欲作だ。
撮影の都合からビデオメッセージを寄せた宮沢は「LGBTの役はこの仕事を始めてからずっとやってみたかった役。というのも、僕の小学校からの親友が同性愛者で、大人になってからもすごく生きづらさを感じていた。自分の仕事を通して彼のような方が1人でも、少しでも生きやすくなればと思います」と話した。