板尾創路、「イチケイのカラス」に出演決定 2作連続で“月9ドラマ” 「戸惑い」と感謝

フジテレビ系月9ドラマ「イチケイのカラス」(毎週月曜、午後9時)で、6月7日放送の第10話に板尾創路のゲスト出演が決定した。

月9ドラマ「イチケイのカラス」に出演する板尾創路【写真:(C)フジテレビ】
月9ドラマ「イチケイのカラス」に出演する板尾創路【写真:(C)フジテレビ】

6月7日放送 「イチケイのカラス」はいよいよ最終章へ

 フジテレビ系月9ドラマ「イチケイのカラス」(毎週月曜、午後9時)で、6月7日放送の第10話に板尾創路のゲスト出演が決定した。

 民放連ドラ初となる刑事裁判官が主人公のドラマ。竹野内豊演じる東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の型破りな刑事裁判官・入間みちおと、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する坂間千鶴(黒木華)らイチケイメンバーの活躍を描く。

 話題のドラマに板尾の登場だ。「監察医 朝顔(第2シリーズ)」(2020~2021年)で演じた法医学者・藤堂雅史の好演も記憶に新しい板尾が、2作連続で月9ドラマに出演する。今作で板尾が演じるのは氏名、住所、本籍、職業、すべて不詳のホームレス。傷害事件で起訴された“名無し”の被告人として、みちおと法廷で対峙(たいじ)していく。

 第10話でみちおたちが合議制で扱うのは、ホームレスの男(板尾)が起こした傷害事件。路上生活者に対する高校生たちの執拗(しつよう)な投石に腹を立てた被告人が、犯行メンバーの1人・朝倉純(小野寺晃良)を捕まえてもみ合いになった際、朝倉が所持していたスパナを奪って胸を殴打し、重傷を負わせたのだった。みちおの元弁護士仲間の青山瑞希(板谷由夏)が被告人の国選弁護士となるが、弁護人の青山ですら被告人の氏名や素性をまったく把握できていない状況だった。被告人が“名無し”のまま始まった公判。そこで被告人は起訴内容を真っ向から否認。みちおは被告人と被害者の食い違う主張を明らかにするため、裁判所主導の現場検証に踏み出す、というストーリーだ。

 被告人はなぜ自分の素性についてかたくなに口を閉ざすのか? 一筋縄ではいかないミステリアスな“名無しの権兵衛”を板尾がどんな演技でみせてくれるのかに注目だ。ドラマはいよいよ最終章へ突入する。

 板尾は「『監察医 朝顔』をクランクアップしてすぐに、このドラマのオファーを頂きました。連続して同じ月9ドラマ枠の作品に出ていいのかな? という戸惑いもありましたが、今となっては大変感謝しています」とオファーを振り返った。

 そのうえで、「とにかく謎、謎、謎の被告人を演じるのが毎日楽しくて最高でした。次の7月期の月9も、オファーをお待ちしています」とコメントを寄せた。

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