ベテランサーファー小川直久、トップ大会を回避へ 大腸がんの摘出手術から治療継続中
LDH所属のベテラン・プロサーファー小川直久が30日、31日から開幕する国内屈指のトップカテゴリーの大会「JPSAジャパンプロサーファーツアー2021さわかみ チャレンジシリーズ 一宮」の出場を断念することを自身のフェイスブックで発表した。
サーフィン解説などのコメンテーターとしての仕事は継続
LDH所属のベテラン・プロサーファー小川直久が30日、31日から開幕する国内屈指のトップカテゴリーの大会「JPSAジャパンプロサーファーツアー2021さわかみ チャレンジシリーズ 一宮」の出場を断念することを自身のフェイスブックで発表した。
2020年の同大会では、初日より快進撃で大会参加選手最年長ながらベスト8と好成績を残し同世代のサーファーたちに勇気と希望を与えた小川。
昨年の10月ころから体調の異変を感じており、検査の結果「大腸がん」であることが判明したが、今年に入り摘出手術を受けて無事成功。現在は、完全回復に向けて治療を継続しているという。
小川は「今年のツアーは出られませんが、復活に向けて今季は治療に専念しようと思います。絶対に治して、新しい自分になり戻ってきますので、見守っていただけたらありがたいです」と復活に向けて力強いコメントを寄せている。また、サーフィン解説などのコメンテーターとしての仕事は治療中も続けていくとのことだ。
五輪の正式種目となったことで注目が集まるサーフィン。現役のプロサーファーとして、わかりやすい解説も評判の小川だけに、コメンテーターとしての仕事にも期待が高まる。49歳のベテランサーファーの復活を祈りながら、今後の活躍に注目したい。