「ただの足し算ではなく掛け算」 「SEPT」Vol.10公演でキャストが生み出す相乗効果
音楽・演劇・パフォーマンスをMIXした新世代エンターテインメント・ステージ「SEPT」は、こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都渋谷区)にて、5月21日から「SEPT Vol.10 ReAnimation ReUnion|ReVise」の上演がスタートした。
【インタビューVol.3】MiA、ピコ、村田寛奈(9nine)の思い
音楽・演劇・パフォーマンスをMIXした新世代エンターテインメント・ステージ「SEPT」は、こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都渋谷区)にて、5月21日から「SEPT Vol.10 ReAnimation ReUnion|ReVise」の上演がスタートした。
本作は、昨年12月の公演で好評を得た「SEPT Vol.9 ReAnimation」のリメイク作「ReUnion」(再生)と、視点を変えた完全新作「ReVise」(新生)の“2本同時上演”となる。
キャストインタビュー第3弾は、「ReVise」バージョンで物語の主軸を担う新キャストのMiA、劇中で歌い手として存在感を示すピコと村田寛奈(9nine)に話を聞いた。
■MiA/遼・テレ役
――普段、数々の大御所ミュージシャンのライブでサポートギターを務めるなど、ミュージシャン・ギタリストとして活躍するMiAさんは、今作が初舞台になります。
「キャスト、スタッフのみなさんの熱量がすごいので、そこに舞台の楽しさを感じています。(公演の)回数を重ねていくごとに熱量を上げて、マックス値に持っていきたいです」
――お芝居の難しさは感じましたか?
「初めてやるにあたって、まずどうやってせりふを覚えるのかというところから入って(苦笑)。すごく大変でした。台本をサウナでひたすら読みまくりました(笑)」
――今回、伝説の超人気バンド「Rapidry Last」(通称ラプラス)のギタリスト遼を演じます。
「遼は前作では声だけでしたが、今回具現化されて姿が見えるので、リアリテーさは大切にしています。遼は伝説のギタリストで、カッコいい人というイメージ。熱いキャラなので、僕とは真逆な感じです(笑)」
――普段のMiAさんは?
「遼はテンションが上がると熱いことを言うリーダータイプですけど、僕はそういうことは全然言わないので。遼のようなタイプの人はいいなと思います」
――初舞台をきっかけにどのように自分の成長につなげていきたいですか?
「もう少し口数を普段から増やそうかなと思いました(笑)。僕は普段、あまりしゃべらないので。今回、ほかのキャストさんともコミュニケーションを取るようにしています」
――2本同時上演となる「ReUnion|ReVise」の見どころを教えてください。
「お芝居も、(バンドの)演奏もあって、(主役の相澤)悠真やほかのラプラスのメンバーとのやりとりも楽しめるはずなので、そこに注目していただきたいです」
――会場、配信で観劇する方へメッセージをお願いします。
「何も考えず、楽しんでください(笑)。先入観を持たず、見ていただくほうが楽しめると思うので」