峯岸みなみ、AKB48レジェンドメンバーに囲まれ卒業「私の人生にはAKBが必要だった」

アイドルグループ「AKB48」の峯岸みなみが22日、神奈川県のぴあアリーナMMで行われた「17LIVE presents AKB48 15th Anniversary LIVE 峯岸みなみ卒業コンサート~桜の咲かない春はない~」に出演した。

卒業コンサートでスピーチを行った峯岸みなみ【写真:山口比佐夫】
卒業コンサートでスピーチを行った峯岸みなみ【写真:山口比佐夫】

大島優子、指原莉乃ら豪華OGが集結

 アイドルグループ「AKB48」の峯岸みなみが22日、神奈川県のぴあアリーナMMで行われた「17LIVE presents AKB48 15th Anniversary LIVE 峯岸みなみ卒業コンサート~桜の咲かない春はない~」に出演した。

 峯岸は、2005年12月8日に同グループの初期メンバーとしてデビューし、同じく1期生の前田敦子らとグループをけん引。同期が卒業していく中、最後の1期生としてグループを支えてきた。卒業コンサートは当初、20年4月2日に横浜アリーナで行われる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期に。19年12月8日の14周年特別記念公演での卒業発表から、531日目となる5月22日に仕切り直しの卒業コンサートが開催された。

 卒業コンサートでは、峯岸と高橋みなみ、小嶋陽菜のユニット「ノースリーブス」が復活。ノースリーブス登場後も、チームKの定番曲「転がる石になれ」に秋元才加と宮澤佐江、チームYJの「Choose me!」に河西智美、北原里英、指原莉乃、「上からマリコ」に篠田麻里子、「ポニーテールとシュシュ」に板野友美、「ヘビーローテーション」に大島優子、“AKB48のレジェンドメンバー”が友情出演した。

 アンコール時に登場した際のスピーチでは、「中学1年生、13歳でAKB48に加入して、みなさんの知ってのとおり、私の15年のアイドル人生は順風満帆とは言えませんでした。みんなに元気を与えたり、笑顔を与えたり、そういう存在なのに、応援してくださる方を傷付けたり、悲しませることもあったと思うし、自分の蒔いた種でいろんな意見を浴びたりとか、そういう機会もありました。でも、今思うと、AKBに入って、まったく後悔していない自分がいます。AKBに私が必要かわからないけど、私の人生には、どうしてもAKBが必要だったんだと、今日このステージに立って、改めて思いました」と振り返った。

 続けて「辛いこともあったのに、なんでこんなに楽しくて、こんなに幸せことばかり頭にうかぶんだろうと思ったら、このコンサートの最中に答えは見えていて。私がどんなにダメでも、どんなに落ちて行こうとも、頑張ろうって、手を引っ張ってくれた、たくさんのメンバーに支えられてきました。たくさんのメンバーの卒業の中で、自分は1人ぼっちになっちゃうんじゃないか、いつまでAKBにいていいのかなと思うこともあったんですけど、でも、今こうして一緒にステージに立ってくれる現役メンバー、たくさんの後輩たちにもいっぱい甘えて、助けてもらって、本当に最後まで楽しいAKB生活を送ることができました」とAKB48で過ごした日々へのあふれる思いを涙ながらに語った。

 そして、「たくさんのスタッフさんたちにもいっぱい甘えさせていただきました。このドレス、このステージは、あの時、辞めていたら絶対に、私のものではなかったと思ったら、どんなことがあっても自分がここだと思うまで、卒業を引っ張って、卒業の覚悟を決めるのをここまで待ってよかったと本当に思います。なにより、ファンの皆さま、こんな私をアイドルにしてくれて、本当にありがとうございます。ここまで続けて来れたのは、ファンの皆さんの声援、励まし、サイリウムの光だったり、たくさんたくさん与えてもらって、1日1日アイドルの寿命を延ばしてきました。ファンの皆さんのおかげで、今の私があると思っています。こらからも、このステージに残るメンバーを、AKB48をずっと応援をして、一番のアイドルグループでいさせてください。皆さんの力が必要です。これからもAKB48をよろしくお願いします」と支えてくれたファンへメッセージを送った。

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