BSテレ東は、4K制作番組「ちょっと山頂へ～絶景！ニッポン低山紀行～」を6月1日午後6時54分から放送する。今回は、女優の坂井真紀、落語家で俳優の立川談春ペアと、前回に引き続いて田中美佐子・深沢邦之夫妻が低山登りにチャレンジする。

　いま、都心部からアクセスがよく気軽に登れる低山が、ますます注目を集めている。番組では、1000メートル以下で、日帰りで行ける、都内近郊の山々を目指す。低い山だからこそ味わえる魅力の数々。山頂ではご褒美となる「山頂メシ」や下山後の癒しの温泉、絶品料理など周辺の立ちより情報も伝える、新しい登山番組だ。

　坂井・談春ペアは、お互い登山初心者。低山の宝庫、千葉県で「房総のマッターホルン」と呼ばれる「伊予ヶ岳（336メートル）」の山頂が目標だ。不思議な2人の関係やプライベート秘話。そして山頂を前に現れた急斜面の岩場にぼう然。山頂には房総の山並み、太平洋が360度見渡せる絶景パノラマが待っている。2人は、ロープやくさりをつたって奮闘をみせる。

　坂井は「低山登山というと、ハイキング的なものかと想像していましたが、いろいろな角度から楽しめました！」と振り返り、談春は「坂井さんのお名指しで来ましたが、面白かった！　疲れているんだけど、スッキリした。自分の体力の足りないところもわかった。こういう気持ちになれるなら、山は良いかもしれない！」と語った。

　一方の田中、深沢夫妻は、前回よりも標高が高い低山に挑む。西伊豆にそびえる「金冠山（816メートル）」。魅力は、伊豆の大自然に抱かれ爽快な稜線歩き。前方に青空と駿河湾が広がり、さらには雄大な富士山を望むことができる。前回、山頂では残念ながら富士山を拝めなかった2人。果たして、今回は絶景に出会うことは出来るのか？　ためになる低山マイスター直伝の登山テクを学び、下山後に至るまで低山の魅力満載だ。

　田中は「今回は、山道の成り立ちに驚きました。高山のように木々を見下ろすこともできたし、登山道が最高に気持ち良かったです！」と充実感。深沢は「低山は手軽な感覚だけど、今回もそれ以上のものが得られました。山を大切にしてきた人々の思いが、歩きながら伝わりました」とコメントを寄せた。