「ボンビーガール」井森美幸役で話題…吉田あかりが映画初主演「私は女優なんだと実感」
味噌煮込みうどんを食べるシーンでハプニング「七味の蓋を全開にして大量にかけてしまったんです」
撮影は楽しいことばかりだったと振り返る。「雨は降るし、フェースガードは曇るし、早起きは大変でしたけどね。一番印象に残っているのは味噌煮込みうどんを食べるシーン。早朝の撮影で監督からは『たくさん食べて』と言われたのですが、間違って、七味の蓋を全開にしてそのまま大量にかけてしまったんです。でも、カメラが回ったままだから、私が止めるわけにはいかないと思って、ひたすら熱々でからい、鍋焼きうどんをいただくというハプニングがありました。そのまま使ってもらっているので、そこは見どころです」と笑う。
他の待機作では、山口真帆が主演の映画「ショコラの魔法」(6月18日公開)で、ゲスト主演である岡田結実の、クラスメートの美術部員・梶田七瞳役を務めた。「食べるだけで願いが叶うチョコレート。しかし、チョコレートを食べた者の一番大切なものを奪われる、というお話です。『ちゃお』で連載されている、人気のある作品なので、出演が決まった時は驚きました」
一緒に暮らしている両親、弟、祖母も芸能活動を応援している。「(芸能界でのお仕事が)忙しくなると見越して、通信制にしました。この映画を通して、もっと、いろんな人になってみたい気持ちが強くなりました。私が、テレビの向こうの人になりたい、と思ったように、他の方が『この人みたいになりたい』と思われる側になりたいです。目指すはカメレオン女優。唯一無二の自分らしさを持つ女優さんになりたいと思っています」と語った。
□吉田あかり(よしだ・あかり)2004年1月2日、東京都出身。モデル・女優。20年11月に「ACUOD by CHANU2021年春夏コレクション」などに出演。21年3月には「関西コレクション2021 S/S」に初出演した。さらに今作品「ペテロの帰り道」では映画初出演、主人公・水華役として初主演を務めた。6月18日公開予定の映画「ショコラの魔法」では梶田七瞳役を演じ、女優としても活躍中。