ノアがCFに加入した当初は「交わることは考えていない」と高木三四郎社長は口にしていたが、ここにきて一気に対抗戦の火ぶたが切られた。6・6決戦ではDDTとノアの対抗戦もエントリーされている。実際、タッグマッチで激突するDDT・竹下とノア・清宮海斗は、早くも激しく舌戦を繰り広げている。

　いずれにせよ、秋山からDDTの至宝を取り返さなくては話にならない。準備は万全。「いつでもベストコンディション」とにっこり。得意技・蒼魔刀の切れ味に磨きをかけている。新たな刀を披露するかも知れない。「楽しみにしていて」とまたまたスマイル。

「秋山さんは、実力や実績のある選手だとは素直に認めるけど、DDT愛では負けない。後から来た人に負けるわけにはいかない。意地もプライドもある。僕がDDTを守ります！」。いつもさわやかなHARASHIMAだが、負けん気の強さは驚くほど。今まで歩んできた道のりやトレーニングにも確固たる自負がある。

　ファンも「HARASHIMAならやってくれる。いや、HARASHIMAしかいない！」と期待は高まる一方だ。

　すでに100％の自信を6・6決戦までにますますアップさせる。HARASHIMAのDDTへの想いは、DDTに本道魂を注入する秋山の熱意よりも、重いことは間違いない。