高畑充希、初共演の大久保佳代子にカンニング提案「最悪(台本を)置いて読んじゃえば」
女優・高畑充希が18日、都内で、主演映画「浜の朝日の嘘つきどもと」(9月10日公開、タナダユキ監督)の完成報告イベントに初共演の大久保佳代子と出席した。
映画「浜の朝日の嘘つきどもと」の完成報告会で撮影の思い出紹介
女優・高畑充希が18日、都内で、主演映画「浜の朝日の嘘つきどもと」(9月10日公開、タナダユキ監督)の完成報告イベントに初共演の大久保佳代子と出席した。
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福島県・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島出身の主人公・茂木莉子(もぎ・りこ)が、大久保が演じる恩師との約束である「朝日座」再建のため映画館を守ろうと奮闘する物語。
高畑は「温かい映画だなと思いました。キャタクターもめちゃくちゃ魅力的。全国の映画館が元気になったらいいな」とPRした。さらに「去年のステイホームが終わって最初のお仕事でした。福島に行って、明日どうなるか分からない状況で撮影。自分の中で考えが変わった時期でした。茂木莉子という人とリンクして、今近くにいる人に愛情を注いだり、伝えたい時期だったので、そのときの自分の肌にピタッとくっつくような台本だったと思います」と紹介した。
また、高畑は初共演の大久保との思い出も紹介。「(大久保が)せりふをいっぱいしゃべるときのこと。『これって、どこまで覚えて、どこまでだったら覚えなくていいのかな』と、わりと序盤にこっそり聞かれて……」と暴露。高畑は「覚えなくていいパターンもあるかもしれないですね」と答えたという。さらに「最悪、(台本を)置いて読んじゃえば」と言ったという。大久保は「いいアドバイスをもらいました。カンニングしろって言われました」と笑った。
さらに高畑は、個人的な映画館の思い出も紹介。都内のある映画館によく行くと語ると、その映画館で「途中、寝落ちする時間が至福でした」と明かしている。
一方、大久保は「マネジャーから映画の仕事が決まった。いい役と言われたけど、いつもいい感じに言ってくるんで」と半信半疑状態だったという。ただ脚本を読むと「人間的に魅力のある役。それプラス、せりふが、めっちゃ多い。そのプレッシャー。覚えられるかというプレッシャーが始まりました。迷惑にならないようにせりふだけ入れていこうと思いました」と明かした。タナダ監督には「完璧でした」と絶賛されていた。
また、大久保は自身の出演シーンについて「私、すかしてない? すかしているなと思いながら見ました」と語る。高畑との思い出は「30種類くらいのフレーバーのアイスの差し入れがあり、何にすると、キャッキャやっているのが楽しいなと思いました」と振り返っている。