LDH所属の格闘家が誕生 EXILE・HIRO、MMA大会開催に意欲「今までにないようなスタイルで」

高谷裕之もポテンシャルを絶賛「UFC契約へ1番の近道を選ぶ」

 HIROは、最終試合後に行われた会見で「本当に感動しました。高谷監督と岡見コーチから、日頃の選手たちの練習姿などを聞いていたので、相当期待して見に来ましたが、みんなの命がけのまっすぐなぶつかり合いを至近距離で感じられたので、感動しましたし、夢の持つパワーを再確認できました。みんな、“世界チャンピオン”や“世界で活躍したい”などの思いをあげながらも、まずは“LDH所属になりたい”と言ってぶつかっていくのを見て、改めてこのプロジェクトを成功させる意義を感じました。自分も気合入れてさらに取り組まなくちゃ、とエネルギーをいっぱいいただけた試合でした」と、本プロジェクトについて総評を述べた。

 さらに、「みんながスターになるところを追いかけ続けたいですし、そこにまた新たな挑戦者が現れたりなど、ドキュメンタリーとして物語を盛り上げていけたらなと思います。その延長線上に、今までにないようなスタイルで、いろいろなジャンルのファンの皆さんに楽しんでいただけるような興行を作っていけたらと思います」と、総合格闘技の大会実施にも言及した。

「根本に“選手のみんなが夢を叶える場所をいっぱい作りたい”という思いがあります。それを実現する方法として、興行やジムだったり、選手のみんなが集中して打ち込める環境づくりだったり、引退した後も生活できるような仕組み作りをしていきたい。そういう意味でも、イベント実施は大切に思っています」と大会実施に向けてコメントを寄せた。

 また、所属が決定した中村と宇佐美は、それぞれ「もし負けるようなことがあれば、HIROさんはじめ、みんなをがっかりさせてしまうと思ったので、“絶対に勝たないといけない”という思いで臨んだので、勝ててよかったです。格闘技に夢や愛や希望をもらって生きてきたので、それをよりたくさんの人に与えていけるような格闘家を目指します(中村)」、「練習でうまくいかないことや不安なこともありましたが、皆さんのおかげでこういう結果となってすごく嬉しいです。“LDH”という名前に恥じぬように、しっかり結果を出していって頑張りたい(宇佐美)」と喜びを爆発。

 高谷も、「最初は2人ともそこまで総合格闘技の経験がなく来たのですが、僕の予想を上回るくらいの練習で成長していって、期待以上に育ってくれたなと思います」と中村と宇佐美の力を絶賛し、「2人ともUFCのチャンピオンを目指しているので、そこに契約するための1番の近道を選んでいこうと思っています。なので国内の大会、海外の大会どちらでもキャリアをどんどん積んでいって、それで契約という形に向かいたいなと思っています」と今後の2人のキャリアプランについても語り、総監督としての2人に対する期待がうかがえた。

※高谷裕之の「高」の正式表記ははしごだか

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