成田凌、「おちょやん」共演トータス松本と感激対面「日本で今、一番嫌われている男2人」

俳優の成田凌が15日、都内で、公開中の主演映画「くれなずめ」の公開記念舞台あいさつを行った。共演の高良健吾、若葉竜也、藤原季節、目次立樹、松居大悟監督が参加。主題歌を担当したトータス松本もサプライズゲストとして登壇した。

舞台あいさつを行った成田凌【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつを行った成田凌【写真:ENCOUNT編集部】

アラサー男子6人の結婚式と2次会の間の物語 映画「くれなずめ」の公開記念舞台あいさつ

 俳優の成田凌が15日、都内で、公開中の主演映画「くれなずめ」の公開記念舞台あいさつを行った。共演の高良健吾、若葉竜也、藤原季節、目次立樹、松居大悟監督が参加。主題歌を担当したトータス松本もサプライズゲストとして登壇した。

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 本作は、友人の結婚式で集結した高校時代に仲が良かったアラサー男子6人の、結婚式と2次会の間の驚きの出来事を描く物語。

 当初4月29日に公開予定だったが、新型コロナウイルス禍の影響を受け5月12日に公開が延期となっていた。成田は「とても不安でした。いつ公開されて、どう皆さんに届いていくのか。待つしかできなかった。広まってくれたらと思う」と語った。見どころは「最後のエンドロール込みの5、6分。愛にあふれた時間だなと思います」とPRした。

 出演者らが話している途中、サプライズで主題歌を担当したトータスが登壇。成田とトータスは14日まで本編が放送されていたNHK連続テレビ小説「おちょやん」で共演していた。朝ドラで劇団の座長を演じた成田は、女性劇団員との間に子どもができ、主人公の千代と離婚した設定だった。一方のトータスは借金まみれで、千代に迷惑をかけてばかりの父を演じた。

 成田は「なかなか、いいんじゃないですか。日本で今、一番嫌われている男2人が」と語ると、会場は爆笑のうずに包まれた。トータスも「嫌われていたな」と笑った。成田は「うれしい。鳥肌立ちました」と感激していた。ドラマには若葉竜也も出演していたが「僕は嫌われてないんで」と語っていた。

 また、成田は朝ドラの現場でトータスから「どんな曲がいいと思うと聞いてくれて、やってくれるんだと思って」と喜んだ思い出を紹介。一方のトータスは当時「全然、アイデアがなかった」と語ると「何となく、こういうご時世だし、完成も先になりそうだったし、ぼんやりフェードアウトしたらいい…」と思っていたことを明かし、成田らの笑いを誘った。

 一方、高良は公開延期の間、「今回ほどSNSやろうかなと思ったぐらい知ってほしかった」と語った。普段はSNSをやらないという高良。「僕、むいてないから、やらないほうがいい」と、会場を笑いに包んだ。

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