KUSHIDA、「今日は特別な日になりました」3本勝負制しNXTクルーザー級王座防衛

WWE・NXTが日本時間5月13日に配信され、NXTクルーザー級王者のKUSHIDAが因縁の前王者サントス・エスコバーとの3本勝負を制して2度目の防衛に成功した。

KUSHIDA【写真:(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.】
KUSHIDA【写真:(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.】

1本目ファントムドライバーに痛恨も怒とうの反撃

 WWE・NXTが日本時間5月13日に配信され、NXTクルーザー級王者のKUSHIDAが因縁の前王者サントス・エスコバーとの3本勝負を制して2度目の防衛に成功した。

 序盤、KUSHIDAがいきなり場外でレガード・デル・ファンタズマに介入されるも、MSK(ウェス・リー、ナッシュ・カーター)がこれを阻止して波乱の幕開けとなる。

 KUSHIDAは反撃とばかりにコーナートップからトペコンヒーロをエスコバーに放って攻め込む。その後もエスコバーがロメロスペシャルやダブルニーを繰り出せば、KUSHIDAもハンドスプリング・エルボーやドロップキックで応酬したが、最後はエスコバーのファントムドライバーに沈み、1本目を先制された。

 しかし、負けられないKUSHIDAもその直後にアームバーでエスコバーからタップを奪って勝負を振り出しに戻す。

 勝負を決める3本目ではハイレベルなフォールの奪い合いからクローズラインの相打ちで両者譲らない互角の攻防を展開する。

 KUSHIDAはコーナートップからの雪崩式ホバーボードロックで追い詰め、最後はハンマーロック・スープレックス・ホールドでエスコバーから2本目を奪って王座防衛に成功した。

 試合後、KUSHIDAはベルトと共に両腕を上げて王座防衛をアピールすると、インタビューでは「今日は特別な日になりました。メインイベントで3本勝負。しかもこのタイトルは過去と比べてこれだけの輝きがあったでしょうか? ますます磨きをかけて次の挑戦者誰でも受けて立つ」と王者としての自信を示した。

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